雲 天空のキャンバスに描かれた絵 5

 久々の雲シリーズ。過去に撮った写真がだいぶたまっているので、この辺でまとめておきます。今回は2009年7月に撮影した写真を集めました。
 最初の写真は2009年7月10日に撮影したもの。撮影場所は別所線の大学前駅近くにある落合橋あたりです。梅雨の真っ最中でした。梅雨時は雲を撮る絶好の時期。この日は太郎山に逆さ霧がかかり、空には変わった形の雲が浮かび、壮絶な夕焼けが見られました。
 1枚目は何とも不思議な構図です。濃い灰色の雲が画面を斜めによぎり、その上の空には運動会の合図の花火を打ち上げたような小さな雲が点々と。左下には赤く染まった雲、右上にはまだ青さを残す空、下には黒々とした樹形。想像だけではキャンバスにこんな絵は描けません。
 2枚目はまさに雲のコラージュ。沈み行く太陽が放射状の光を投げかけています。さまざまな色が入り混じり、さまざまな形の雲が浮かんでいる。まさに天体ショーです。
 3枚目は深海をゆったりと泳ぐ不気味な生き物のような雲が地上近くに浮かんでいます。妙な生々しさを感じる雲です。
 4枚目は雲の形が何ともユニーク。遠くには左右に流れるような雲が浮かび、不思議な横長の雲が生まれています。左下のやつはまるでシロナガスクジラが空を泳いでいるように見えます。手前には濃い灰色の雲が煙のようにたゆたっている。右下の山の上にも雲の塊があり、まるでもう一つ別の山が奥にあるかのように見えます。

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 1枚目は7月11日に家の近所で撮ったもの。まるで火の玉のような夕日と子檀嶺岳(こまゆみだけ)のシルエットの組み合わせ。
 2枚目は7月4日の撮影。同じ場所からほぼ同じ方角を撮ったものです。しかし夕日は雲に隠れ後光のような光を放っています。子檀嶺岳も頭に小さな雲をかぶっている。1年365日同じ雲なし。 いや、それどころか5分も違うと雲の位置と形が変わってしまう。雲と空は千変万化です。
3枚目も7月4日に撮影したもの。太陽が雲に隠れて一番明るいところをアップで撮ったもの。何とも幻想的な光景です。
 4枚目は7月12日に撮ったもの。こちらは子檀嶺岳の上に巨大なキュウリが浮かんでいます。

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 次はいずれも7月12日撮影。自宅の近くで撮影しました。1枚目の写真には横長の不思議な形の雲が点々と浮かんでいます。まるで水族館を覗いているよう。よく見ると亀もイカもいますよ。
 2枚目の写真。美しい青空に白で描かれた絵は何ともユニークです。真ん中に不思議な角度で曲がった雲。左上には鳥の羽が浮かんでいる。素朴な絵ですが不思議な魅力があります。
 3枚目。濃い青色の空に浮かぶ白い雲。空というよりもどこか海の中を連想させます。

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 雲は想像力を刺激してやみません。モンゴルを舞台にした「天空の草原のナンサ」という映画に素晴らしい場面があります。子供たちが雲を眺めてその形からいろいろなものを連想する場面です。ゾウ、キリン、ラクダに乗った子供、馬。どこまでも想像が広がる。モンゴルの大草原では自然が教室なのです。草原の暮らしはなんて豊かなのだろう。ゲームばかりやっている子供たちにはない豊かさです。(下の4枚の写真は7月12日撮影)

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 7月12日と13日は凄い雲が出ていました。12日撮影の写真をさらに4枚載せておきます。

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 次は7月13日に撮影したものです。場所も同じで、家の近所で撮りました。1枚目は左右に刷毛でさっと流したような肌理の滑らかな雲が浮かんでいます。手前に小さな雲が二つ。これがいいアクセントになっています。この場所(独鈷山から連なる山並みの東端)には二日間とも同じような雲が出ていました。
 2枚目はこれまた珍しい現象。西側の雲をアップで撮ったもの。画面中央左にきらきら輝く「雲の目」のような摩訶不思議な部分がありました。灰色の雲の中でそこだけ薄い緑や紅色が混じっています。まるで雲の中にUFOでも隠れているかのようです。その下の横一線に入っている明るい線の部分も同じような不思議な輝きを放っています。調べてみたところ、どうやら彩雲と呼ばれるもののようです。

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 続く3枚はまさに雲の饗宴です。
4枚目の写真。実に奇妙な形の雲が浮かんでいました。こんなの見たのは初めて。巨大な?マークにも見えるし、はさみを向けて威嚇する蟹にも見えるかな。

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 7月13日に撮った写真をさらに5枚載せておきます。

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 さて、次の3枚はいずれも7月25日に撮ったもの。この時期になってもなかなかすっきりとは晴れてくれないこの年の夏の空。もどかしくて仕方がないのですが、雲を撮るにはいい状態です。1枚目は午前中の空。空にバケツが浮かんでいました。その下では細胞分裂しているし。本郷の上原池近くで撮りました。
 2枚目は薄暗い画像ですが昼間撮ったものです。雲が厚く重なって、山並がまるで水墨画のようになっているところをアップで撮りました。仁古田あたりから北西の方角を撮ったものです。
 3枚目は夕方の日没ごろに自宅近くで撮ったもの。夕焼けがきれいでした。日没前後の時間は夕焼け空が撮れるので狙い目の時間帯です。蒼く沈んだ色と夕焼けの茜色のコントラストが空いっぱいの巨大スクリーンに展開されます。

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