東御のロイヤル・クレッセント

 2月19日の土曜日、床屋に行った後ふとドライブに行きたくなって浅間サンラインに行きました。家の近くで一番気持ちよくドライブできるのはやはり浅間サンラインです。道そのものも走っていて気持ちがいいですし、さらにはあちこち脇道に入り込んで探索する楽しみもあります。
 この日は気が向くまま車を走らせているうちに、いつの間にか浅間高原カントリー倶楽部の東側を山側に向かって走っていたのでしょう。左側にグランドなどの施設が並んでいるところを通りかかりました。あわてて引き返し、駐車場に車を止めました。
 テニスコートやサッカー場までぎっしりと詰め込むように並んでいます。もちろん冬ですので使われてはいません。一体どこの施設だろうか。これだけ大きな施設なのにどこにも名前が書かれていません。

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 道を挟んでその反対側に小さな白い橋が見えました。橋フェチのゴブリンとしては見逃す手はありません。橋を渡るとその向こうに何とも不思議な建物がありました。2階建位の高さなのですが、横に何十メートルも弓型に反って連なっている建物なのです。一体これは何だ?あまりに不思議な建物なのでびっくりしました。

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 弓型に反った建物の内側にいるわけですが、そこが庭園のようになっています。そこを少し移動しながら写真を撮る。植え込みのところに中学校の名前が書かれています。ええ!?ここは中学校か?こんな不思議な形の中学校は聞いたことがない。

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 腑に落ちないまま、夕陽を撮るためにまた橋を渡って反対側のグランドの方へ行きました。そこで「大田区休養村とうぶ」と書かれた看板を見つけました。これでようやく合点が行きました。以前「上田周辺散策 エトセトラ」という記事で取り上げていました。その時は弓反りになった外側から見ていたのです。金原ダムに行った帰りにたまたま見つけたのです。

 その時はこんなに長い建物だとは気がつかなかったのでしょう。ただ建物の感じは覚えていて、名前を見てはっと思い当ったわけです。それにしても内側から見てその特徴がよく分かります。この弓型の形状、どこかで見覚えがある。そうですあのイギリスのバースにある有名なロイヤル・クレッセントです。ひょっとしたらこの建物をモデルにしているのかもしれません。東御のロイヤル・クレッセント!大田区民以外でも利用は可能なようです(若干料金は高く設定してあるそうです)。一度泊まってみるのも面白いかもしれない。
アクセスは車がないととても無理です。場所も分かりにくいところにあります。浅間サンラインの下大川の信号から山側に上がるのが一番分かりやすいかもしれません。

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 さて、不思議な形の休暇村を堪能した後、今度は夕景に心を奪われました。これまでに何度も指摘してきましたが、東御市からの夕景は値千金。塩田からとは全く違う壮大なスケールの夕景が見られます。
 次の写真はテニスコートの下あたりから撮った夕景。今回の3枚の中で一番気に入っている写真です。火の玉のような夕日、シルエットとなった木の枝、積もる雪とそこに反射する夕日。映像詩という言葉が浮かんでくるほどです。

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 次は池越しに撮った夕日。電柱が写っていて残念ですが、画面が上中下と縦に3段に分かれていて面白い。一旦融けて冷え固まった雪が夕日を反射しています。

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 次の2枚はサッカーグラウンドの方へかなり入りこんで、家並みが邪魔にならないところから撮った写真です。ここですごい写真がたくさん撮れました。この日は上空にうっすらとした雲が浮かんでいました。ベールのように薄いので、夕陽がそれに重なると巨大な火の玉のように膨らんで見えます。左下に常緑樹が1本あり、これが視界を一部遮っています。画面から外したり、画面の正面に据えたり、画面の端に入れたりと様々なヴァリエーションで撮ってみました。

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 山の斜面にある東御市から、山を背にして前方を見ると遠くの山々がほぼ同じ高さで横に連なって見えます。山が遠くにあるのでそれほど視界を遮らず、しかも鋸の刃のように小さなぎざぎざはあっても、ほぼ横一線に並んでいるので、壮大な夕景が目の前に展開されるわけです。1枚目は薄ピンク色に染まった空と山影の美しいこと!手前の黒々とした山の向こうにあるファンタジー・ワールドをのぞき見ている感じです。2枚目はほぼ同じ趣向の絵に火の玉を加えたもの。1枚目の少し左側を撮っています。3枚目は前の2枚に比べると平凡な気がしますが、広くとった空に開放感があります。

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 眺めている場所の正面に大きなコニファーが1本立っており、視界を遮っていました。できるだけそれを避けて撮っていたのですが、何枚かあえてその木を入れて撮った写真があります。下の2枚はその木の天辺にとまっていた鳥をアップで撮ったもので。シルエットなので鳥の種類までは分かりません。ぷっくりとした鳥ですね。

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 次の3枚は夕日が山の向こうに沈んだ後のめくるめく光のショーを撮ったもの。こんな光景が当たり前のように見られるのですから、東御市の立地条件はうらやましい限りです。
 あまりに美しいので何時間もじっと見ていたいと思うのですが、実際には20分も続かないのかもしれません。夕日が地平線に沈む少し前から沈んで少したつ までの間。天空ショーの上映時間はあまりにも短い。車で走っている時に素晴らしい夕景が見えたのでどこか開けた場所まで行ったら写真を撮ろうと思うのです が、やっとカメラを向けられる態勢が整ったらもう空はほとんど赤味を失っていたなんてことはしょっちゅうです。
 その短さ、はかなさは桜以上。でも、桜と違って春先だけではなく1年中見られます。それだけに桜ほど意識的に見る人は少ない。もっと夕空を眺める習慣を持った人が増えると良いですね。

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 最後の2枚は駐車場から撮ったもの。木がたくさんあるので他の写真とはだいぶ趣が違っています。色合いも橙色よりも薄い水色が中心です。

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