ゴブリンのつれづれ写真日記

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zoom RSS 上野公園散策

<<   作成日時 : 2014/04/03 17:04   >>

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 今年の元旦に実家のある日立市に帰省し3日に上田に戻ってきました。元旦は上野で一旦下車し、上野公園の写真を撮ってきました。3日は浅草と対岸の吾妻橋の写真を撮ってきました。それぞれ別の記事として掲載します。
 さて、上野公園。正月やお盆に帰省する際、よく上野で一旦下車して不忍池で一息ついたものです。しかし最近は不忍池周辺しか歩いていなかったので、今回は不忍池以外をじっくり歩いてみようと思いました。公園口で降りて、東京文化会館と国立西洋美術館の間を抜け、噴水池のある広場に出ました。このあたりに来たのは実に久しぶりです。10年以上は来ていなかった感じがします。今回は動物園には入りませんでしたが、動物園に最後に入ったのはいつだったか。下手すると20年くらい前かもしれません。

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 それはともかく、久しぶりに足を踏み入れた噴水広場に「パークサイドカフェ」という店やスタバができているのに驚きました。こんな物いつできたんだ?調べてみると両方とも12年の4月18日に同時オープンしたらしい。やれやれ、2年遅れで追いついたか。
 もう一つ驚いたのは5重の塔らしきものが見えること。こんな物あったっけ?いや当然ありました。この五重塔は寛永八年(1631年)に建てられたものですから、昨日や今日できた物ではありません。だとすると見えていてもほとんど関心を持っていなかったということでしょう。だから全く記憶から抜け落ちているわけです。同じ景色を見ても、デジカメを持って何かいいネタはないかと常に撮るべき被写体を探している時と、ただ漫然と眺めていた時とでは、見えている物が違うということです。視力の問題ではなく、関心のありようの問題。

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 まあ、それはともかく、5重の塔の写真を撮るべく近くまで行くと、上野東照宮がありました。これも何か神社みたいなものがあったなという程度の記憶しかない。とにかく入ってみました。恐らく入ったのは初めてでしょう。なかなか立派な神社でした。ところが五重塔の間には塀があって全景が見られません。してみるとこの五重塔は上野東照宮とは関係ないのか。五重塔へ行くにはどこを通れば良いのか。さっぱり分からず、戸惑いました。
 この記事を書くために調べてみたら、何と五重塔の全景を見るには動物園に入るしかないことが分かりました。入園料を払わないと五重塔の全景を見られない!何でそんなことになったのか。これも調べてみて分かりました。この五重塔は元々上野東照宮の一部だったのです。それが明治になって寛永寺の所属になり、さらに昭和33年に東京都に寄付されたという複雑な経緯があったのです。上野東照宮の所有ではないので間に仕切りを設け、隣接する都立の上野動物園に組み入れたということでしょう。なるほどねえ。デジカメを持っていなければ、こんなことも知らないままだったのでしょうね。

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 上野東照宮を出た後、東京都美術館の裏を回ってみました。東京都美術館と上野動物園の間の道を通ってみたのです。いわば裏道ですから人通りはほとんどありません。しかしこういううらぶれた道の方が面白い写真が撮れるのではないか。そう思って入ってみたのですが、期待したほどではないにしても、いかにも裏道らしい写真が撮れました。
 1枚目は動物園の入口あたりから東京都美術館方面を眺めた写真です。2枚目は東京都美術館の赤レンガの壁に映った影。壁に描かれた影絵といった風情が気に入りました。さすが美術館、影まで芸術的です。
 3、4枚目は東京都美術館の裏側の写真。あるいは裏というより横面といった方が良いかもしれません。訪れる人を意識した正面側とは違った地味なたたずまい。それがまた正面とは違った味わいを醸し出しています。唯一この通りで見かけた歩行者のおじさんも、同好の士なのか、じっくりと建物を眺めていました。僕は一 人でこの空間を味わいたかったのですが、このおじさんゆっくりと歩くのでなかなか一人になれない。案外相手もこっちのことを邪魔な奴だ、早く通り過ぎてくれと思っていたのかもしれませんが。
 5枚目は反対側の動物園の壁を撮った写真。これぞまさに裏通りらしいうらぶれ感が横溢しています。やはりこういう道には入ってみるものだ。

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 東京都美術館と上野動物園の間を走る裏道を進んでゆくと、動物園の塀が終わるあたりから雰囲気が変わります。右側は東京都美術館の赤レンガの壁から旧東京音楽学校奏楽堂の木像の建物に変わり、左側はうらぶれた動物園の塀から東京藝術大学のモダンな建物に変わります。
 1枚目の写真は印象的なシルエットをなす木立ち越しに見た藝大の建物群。2枚目は東京音楽学校の旧奏楽堂。3枚目は交差点に面した藝大の旧正門。赤レンガの門柱と古びた木の門。伝統を感じさせる風貌です。4枚目は藝大の赤レンガの門柱をアップで撮った写真です。う〜む、こういうものは古びた方が却って味が出ますな。

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 藝大の旧正門は黒田記念館、東京国立博物館、旧奏楽堂などが接する交差点にあります。その東京国立博物館の敷地の角にある印象的な建物がありました。1枚目の写真の建物です。大きな建物ではなく、また現在は使われていない雰囲気ですが、壁や屋根の部分の装飾を凝らした造りは何やら歴史的建物の風格があります。この時は道を渡って近くから眺めることはしなかったので、何の建物か分かりませんでした。
 調べてみたら、京成電鉄の博物館動物園駅跡だということが判明しました。なるほど、美術館や博物館、そして藝大などが並ぶアートな一角にふさわしい堂々たる駅を造ったわけですね。1933年(昭和8年)の京成本線開通に合わせ、博物館や動物園などの最寄り駅として開業。しかし、ホームが短いため最も短い編成の車両しか停車できないという理由で廃止されたそうです。もったいないですが、京成が廃止後も駅を取り壊さずに残しているのは立派ですね。この建物はこの一角にこそふさわしいのですから。
 2枚目は正面から見た奏楽堂。木造ですが、こちらも堂々たる建物です。3枚目は東京国立博物館内にある表慶館のドーム屋根の写真。奏楽堂から噴水広場の方へ歩いている時に目に入ってきたのです。こんなところにドーム屋根の建物があるのかとびっくりしました。実はまだ国立博物館の敷地には一度も足を踏み入れたことがありません。この日も入口前から写真を撮っただけで中には入りませんでした。したがって、このドーム屋根が表慶館の屋根だということは後で調べて知ったのです。黒田記念館が素晴らしい建物だということもこの記事を書くときに知りました。行き当たりばったりの出会い旅も良いのですが、見るべきものを見逃さないように前もって調べておくことも必要ですね。4枚目は東京国立博物館内の入り口近くで撮った写真。やっぱり良いですね、ベンチのある風景は。

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 次はシルエット写真特集。「シルエット・ロマンス」シリーズとして載せたいくらいの出来で、自分でも大いに気に入っています。3枚とも樹形が美しいのですが、3枚目の緑色の街灯がまた効果的です。
 旧奏楽堂から噴水池へ行く途中で撮りました。影になっている建物は東京都美術館です。丁度その裏側を通っていることになります。

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 噴水公園に出ると、ここでまた素晴らしい写真が撮れました。日没間近で、逆光のため見た目以上に画面が暗く写ります。これが素晴らしい効果をもたらしています。シルエット写真に近いのですが、全体にセピア調の色合いを帯びているのが魅力的なのです。さらに写真を撮り始めてしばらくすると、噴水も始まりました。偶然ですが、良い時間帯に噴水池に着いたものです。

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 次も同じ噴水公園の写真ですが、こちらは別の角度から撮った写真です。1枚目は北側を向いて撮った写真、2枚目と3枚目は東京国立博物館の方を向いて撮った写真(東向き)です。上の薄暗い写真と同じ時間に撮ったとは思えないほど明るく撮れています。夕陽に向かって撮るか、夕陽を背にして(あるいは横にして)撮るかによって、かくも明暗が分かれてしまうのが写真の面白い所です。
 西向きの暗い写真は独特の幻想的雰囲気を帯び、それが魅力です。しかし人物や噴水が暗くてよく見えません。一方東向きの明るい写真は見た目に近い明るさで写ります。幻想性はありませんが、噴水の白いしぶきや人物が鮮明に写っています。北向き(1枚目)の場合は東向きよりはやや暗く写りますが、西向きよりもずっと明るく写っています。

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 1枚目は噴水池を背にして西側を撮った写真です。まさに「誰そ彼時」、「逢魔時」という雰囲気です。
 2枚目は動物園前交番の向かい側で見つけた灯籠。四面に別々の絵柄がついているのが面白かった。別の灯籠にはまた違う絵柄が描かれています。まだ明るいので灯は点いていませんでしたが、暗くなって点灯したらきれいでしょうね。
 3枚目は東京文化会館の横面を撮ったもの。下の方に黄色い花が咲いているように見えますが、あれは花ではなく電球です。黄色いライトと赤い夕空を一緒に撮ろうと狙ったのですが、思った様な写真にはなりませんでした。

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 国立西洋美術館を過ぎると、その先に上野グリーンサロンという建物があります(1枚目の写真)。どうやらレストランのようです。その庭に立っているユニークな形のオブジェが気に入りました。夕焼け空を背景に撮った2枚目の写真は特に気に入っていて、現在パソコンの壁紙に使っています。4枚目は東京文化会館を背景に手前の樹形をフィーチャーしたシルエット写真です。

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 上野の森美術館を過ぎてぶらぶら歩くと西郷さんの銅像の前に出ました。驚いたことに銅像の近くにある大木がライトアップされていました。いつから始めたのだろう。全く知りませんでした。夕暮れ時の上野公園。いろんな発見がありました。

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