依田川にて
10月6日に「和紙の里」でそばを食べた時、すぐその裏にある依田川の写真を撮りました。最初少し離れた土手の上から川を眺めた時、途中から川の色が変わっていることに気付きました。恐らく水草のせいで色が変わっているのだろうと思っていたのですが、流れの近くまで行ってみてそうでないことが分かりました。
ある地点から川の色が白っぽく変わるのですが、それは川床がある地点を境に黒っぽい砂利から白っぽい岩に変わっているせいだったのです。
撮影した地点のすぐ下流側に「飛魚」と呼ばれる景勝地があります。大きな奇岩が川床のあちこちに盛り上がっていて、独特の地形をなしています。「飛魚」という特異な地名は、急流のために魚が上れず、岩に飛び付くのみだったことから付けられたと言われています。
「飛魚」の奇岩は変質玄武岩で、やはり白っぽい色です。恐らく川の色が白っぽく変わるあたりから川床が玄武岩に変わっているものと思われます。それが水の中では写真のような淡い緑色を帯びた色に見えるのです。
撮影したあたりも昔はもっと岩がごつごつしていたと思われます。長い年月の間に岩が川によって浸食され、このあたりでは水面下に没してしまったのでしょう。「飛魚」のあたりだけがかろうじてかつての荒々しさを残しているものと思われます。
「和紙の里」の裏あたりはこれまでも何度か写真を撮ったことがあります。しかしこんなにはっきりと川の色の違いが見られたのは今回が初めてでした。これまでは川の水が濁っていて色の違いに気付きにくかったのだろうか。あるいは岩の上に泥などが堆積して白く見えなかったのだが、大雨で堆積した泥が流されて白い岩が露わになったということなのだろうか。後者の可能性が高い気がしますが、はっきりしたことは分かりません。
1枚目は前回よりやや下流側を撮った写真です。少し離れたところから浅い角度から撮っているので、白っぽい岩の色はあまり見えません。2枚目はさらにそのすぐ下流側にある大きな岩。もっと下流の飛魚あたりにはもっと大きな岩がごつごつと川から隆起していますが、この辺は他に大きな岩がないので目立ちます。
3枚目は対岸の崖の端を撮ったもの。このあたりを流れる依田川の対岸は岩山です。この岩山もなかなか迫力のある景観ですが、あえて山の斜面と空を斜めに交錯させてみました。木々の間から岩が覗いているのがよく分かります。
1枚目は上流側を撮った写真。2枚目は同じ場所から下流側を撮った写真。川と山と雲。贅沢な画面です。3枚目は赤トンボの写真。
ある地点から川の色が白っぽく変わるのですが、それは川床がある地点を境に黒っぽい砂利から白っぽい岩に変わっているせいだったのです。
撮影した地点のすぐ下流側に「飛魚」と呼ばれる景勝地があります。大きな奇岩が川床のあちこちに盛り上がっていて、独特の地形をなしています。「飛魚」という特異な地名は、急流のために魚が上れず、岩に飛び付くのみだったことから付けられたと言われています。
「飛魚」の奇岩は変質玄武岩で、やはり白っぽい色です。恐らく川の色が白っぽく変わるあたりから川床が玄武岩に変わっているものと思われます。それが水の中では写真のような淡い緑色を帯びた色に見えるのです。
撮影したあたりも昔はもっと岩がごつごつしていたと思われます。長い年月の間に岩が川によって浸食され、このあたりでは水面下に没してしまったのでしょう。「飛魚」のあたりだけがかろうじてかつての荒々しさを残しているものと思われます。
「和紙の里」の裏あたりはこれまでも何度か写真を撮ったことがあります。しかしこんなにはっきりと川の色の違いが見られたのは今回が初めてでした。これまでは川の水が濁っていて色の違いに気付きにくかったのだろうか。あるいは岩の上に泥などが堆積して白く見えなかったのだが、大雨で堆積した泥が流されて白い岩が露わになったということなのだろうか。後者の可能性が高い気がしますが、はっきりしたことは分かりません。
1枚目は前回よりやや下流側を撮った写真です。少し離れたところから浅い角度から撮っているので、白っぽい岩の色はあまり見えません。2枚目はさらにそのすぐ下流側にある大きな岩。もっと下流の飛魚あたりにはもっと大きな岩がごつごつと川から隆起していますが、この辺は他に大きな岩がないので目立ちます。
3枚目は対岸の崖の端を撮ったもの。このあたりを流れる依田川の対岸は岩山です。この岩山もなかなか迫力のある景観ですが、あえて山の斜面と空を斜めに交錯させてみました。木々の間から岩が覗いているのがよく分かります。
1枚目は上流側を撮った写真。2枚目は同じ場所から下流側を撮った写真。川と山と雲。贅沢な画面です。3枚目は赤トンボの写真。
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