軽井沢の雲場池

 上田から雲場池(くもばいけ)へ行くには軽井沢駅の少し手前を左折します。新軽井沢西という信号の手前に「平安堂」があります。その「平安堂」横の小道を左折するのです。「恵みシャレーレーン」などという洒落た名前が付いているようですが、森閑とした別荘地のような所を縫うよう に走る細い道です。
 少し走ると右側に雲場池駐車場があります。そこに車を停めました。どうやらそこで自転車が借りられるようです。池はすぐ近くだろうと思っていたので、自転車は借りず歩いてゆくことにしました。
 池は道の右側にあるはずです。しかし右側には広い庭を持った立派な家がずっと立ち並び、右側に入る道がありません。特に案内板のようなものもなく、そろそろ不安になってきた頃ようやく右に入る道がありました。
  右折してすぐ右側に湿地帯のような所が現れました。そこに小道が付いており、そこを歩いてきた人に確かめたら、やはりその小道の先に池があるそうです。少し歩くとすぐ池が見えて来ました。雲場池は蛇のように細長い池です。そのどのあたりに出たのか分かりませんでしたが、後で池の一方の端に出たことが分かりました。細長い池の両側に道が付いていて、ぐるっと一周できるようになっています。

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 雲場池は細長い池をびっしりと樹木が取り囲んでいます。したがってどこで撮っても大体同じような感じの写真になってしまいます。出来るだけ変化をつけて撮ったのですが、やはり似た感じですね。結構黄色いアヤメや赤いツツジが咲いているのですが、池越しに撮るとほとんど緑一色になってしまいます。それも変化に乏しい理由ですね。

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 1枚目は池脇を走る遊歩道を入れて撮った写真。こんな感じでぐるっと池を取り巻くように道が付いています。今の時期は緑の回廊という感じです。
 2枚目から4枚目は池を撮った写真。2枚目は明るく撮れていて全体に爽やかな写真になっています。3、4枚目はやや暗く写ってしまったのですが、4枚目は見事な鏡写真になっていてその効果が楽しめます。

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 次の1枚目は雲場池の隣にある小さな池を撮ったもの。錦鯉が泳いでいます。魚が見えて何となくほっとして撮った写真です。
 2枚目は変化をつけるために、左下にアヤメの花を入れて撮りました。ほとんど緑一色なので、わずかでも違う色があると目を引きます。
 3枚目は鏡池写真です。

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 ほどなく池の反対側の端に着きました。そこに池の地図があります(2枚目の写真)。地図で言えば、右上が出発点で、池の上側の遊歩道を時計と反対周りに半周ほどしてきたことになります。その地図があるあたり、細長い雲場池の先端の隣りにもう一つ小さな池があります。1枚目がその小さな池の写真です。それまでは濃い緑色が多かったのですが、光のあたり具合の違いでしょうか、ここは黄緑色が中心で池全体が明るく感じます。
 ちょっと休んで喉をうるおしたい気分だったのですが、丁度近くに「雲場亭」という喫茶店がありました(3枚目の写真)。ユニークな形の店で、階段を上った2階部分に店があります。アイスコーヒーを頼んで、しばし足を休めました。

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 次に載せる写真がこの記事のハイライトです。ある雑誌で見た写真が僕をぜひ雲場池へ行ってみたいという気持ちにさせたのです。その時見た写真が下に載せた写真とほぼ同じような写真だったのです。何としてもこういう写真を撮ってみたい。そう思って雲場池へ乗り込んだのですが、池を半周しても狙っていた光景には出会えませんでした。喫茶店で休憩した後来る時と反対側の遊歩道を通って元に戻ろうとした矢先にようやくここだと思われる場所に出たのです。
 たぶん太陽光線の関係なのでしょう。雲場池は細長い池で、その両岸に遊歩道が付いています。僕が写真を撮っていた時間帯では、来る時通った道の方がどちらかというと陽があたる側で、対岸側は日陰になります。だから来る時撮った写真は全体に暗く写っているわけです。折り返し地点からその関係が逆なるので、陽があたって黄緑色に輝く木々とその水面に映った影が撮れるわけです。
 しかも折り返し地点の手前で池が丁度足のかかとの部分のように曲がっているのです。そのせいで折り返し地点のあたりだけよく日があたって木々が黄緑色に輝くのでしょう。ですから少し先に進むともうこのような写真は撮れなくなります。また対岸が陰に入ってしまうのです。もっとも、時間帯によってその位置はずれるかもしれません。違った時間や違う季節に行けば違う所に陽があたるのでしょう。まあ、とにかく、短い区間でしたが目的の写真が撮れてよかったと思います。

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 折り返し地点を過ぎると、対岸よりもむしろ池を背にして反対側の写真を撮ることが多くなります。遊歩道沿いに花がたくさん咲いていたり、雲場池に沿って別の小さな池がいくつも出現するのです。遊歩道からそれてその小さな池の方へ行ってみたいのですが、遊歩道から出られないように仕切られています。
 林の木々に囲まれるようにしてひっそりと横たわる小さな池。近づけないだけに、雲場池よりこちらの方がずっと神秘的でした。木の枝の切れ間から覗き込むように小さな池を撮ったのが今回の3枚の写真です。

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遊歩道の周りにツツジの赤い花があちこちに咲いていて目を引きます。あたりが緑一色なので、ツツジの赤い色やアヤメの黄色い花を見ると嬉しくなります。

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遊歩道をどんどん進み出発点近くまで来たところで、池の反対側がよく見渡せる一角がありました。1枚目の写真は遊歩道から少し回り込んで、遊歩道の裏側を覗きこんだ写真。画面右側を遊歩道が走っています。遊歩道から細長い池のような、川のようなものが見えていたのですが、なるほど遊歩道の裏側はこんな風になっていたのですね。家の裏にこんな一角があり、毎朝散歩できたら気持ちいいだろうなあ、そんなことを想像してみたくなる景色でした。
 2枚目の写真はその細長い池に浮かんでいた "ひょっこりひょうたん島" 。写真だと大きさが分かりませんが、恐らく20センチ程度の大きさだったと思います。
 3枚目の写真は上の2枚と同じ場所から別の方角を撮ったものです。遊歩道と雲場池を背にして撮った写真です。民家が見えていますから、このあたりは個人の家の敷地なのかも知れません。家の裏手を川が流れ、橋が架かっている。何と言う贅沢な環境でしょう!さすが軽井沢。雲場池の周辺に夢のような小宇宙が広がっています。

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 ほぼ池を一周して出発点近くまで戻ってきました。1枚目の写真のように、もうここまで来ると池というよりも湿地帯という感じです。
 2枚目の写真は湿地帯から見上げたユニークな形の家。一番上の写真にも写っていました。
 3枚目は遊歩道を挟んで湿地帯と反対側の写真。入れないように仕切られた向こう側の風景です。ここにも小さな池があります。まるで公園の一角のような素敵な場所です。

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湿地帯を抜け、もと来た道を引き返しました。最後の3枚は駐車場へ戻る途中に撮った写真です。1枚目は上に写真を載せたユニークな丸い形の家の門と明かり。家だけではなくこちらも素晴らしいデザインです。
 道の両側の家はどれもユニークなもので目を引きますが、2枚目の写真の家はまるでイギリスの田舎でよく見かけるハーフ・ティンバーの民家を思わせる建物です。
 3枚目は駐車場の近くで撮った写真。良い形の街灯があったので、樹形と一緒にシルエット写真にしました。

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