miscellany 寄せ集め単発記事特集 1

 このブログでは書き下ろし記事はめったになく、ほとんどは地域SNS「おらほねっと」に連載した記事を連載終了後にまとめて掲載しています。しかし「おらほねっと」には連載記事ばかりではなく、単発記事もたくさん載せています。その中には結構埋もれさせておくにはもったいない記事もあります。今回はそれら単発記事を特集してみました。

泥宮
 泥宮と聞いてどんなものを連想するでしょうか。泥を塗り固めたお宮?沼地に建つお宮?いえいえ、そのどちらでもありません。お宮自体はいたって普通の、どこにでもある神社です。では一体どうして泥宮という不思議な名前が付いたのか。泥とお宮は一般的な感覚では結びつきにくい。しかし、泥宮が塩田の大水田地帯にあるという1項を付け加えるとそこに接点が生まれるのです。

 そば処「倉乃」で昼食を食べた時何種類かのマップを貰ってきました。その中に前から欲しいと思っていた「塩田平 ウォーキングマップ」がありました。ルートをたどって、どこか行ったことがない場所を探しました。そうして見つけたのが泥宮でした。何度か地図で名前を見かけたことはありますが、行ってみたことはありませんでした。さっそく行ってみることにしました。

 手塚に出て、前山寺に上がる道のやや手前を前山寺と反対側に入る。車を停めてしばらく歩いてゆくと木に囲まれた一角が見えてきました。近くに池もあるのでこれで間違いなさそうです。地図によると池の名前は上窪池。泥宮は池の横の木立の中にありました。

 神社そのものはたいしたことはない。どこにでもある普通の神社です。ただ、案内板の説明を見て驚きました。泥宮とは不思議な名前ですが、文字通り、泥を祀ってあるのです。「泥は稲を育てる母として古来神聖なものとされてきた。泥宮はその古来からの習俗を伝える宮として、きわめて貴重な存在である。」

 この説明文にいたく感動してしまった。泥そのものをご神体として崇める。地に生きる人々でなければ生まれない発想です。彼らにとってそれはただの泥ではなく、稲を育てる大地そのものとして祀ったのでしょう。美しい稲穂は泥の中で育つ。泥とお宮は結びつきにくいというのは、稲を育てたことのない人間の発想だったと反省しました。

 また、この社は生島足島神社の旧跡と伝えられると書かれているのも興味深い。同じ塩田の地にあるとはいえ、泥宮と生島足島神社がどこでどうつながるのか。ミステリーを読むような興味が湧いてくる。

ネットで少し調べてみたら、「生島足島神社、信濃国分寺、泥宮の3カ所が、冬至の日の入の方向に一直線に並ぶ」という指摘がありました。これはすごい。泥宮は小さな神社ですが相当ないわれがありそうです。

 もう一つ、横の上窪池との関連で言うと、「塩田鯉」の碑がお宮の横に立っています。上窪池は塩田鯉で有名でした。佐久鯉と並んで有名だったそうです。塩田が鯉で有名だったということは泥宮に来て初めて知ったのです。5枚目の写真は「塩田鯉」の記念碑です。昭和32年が塩田鯉の発祥の年だそうです。なお、塩田鯉の石碑の裏面に次のような峯村国一氏の歌が刻まれています。(撮影:2008.06.28)

     やまの影しづめる池に背をなべて
     尾ひれの振りもゆたかなる鯉
 
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赤紫色の大根! 安家大根は辛くておいしい
 赤い大根があるのを知っていましたか?安家(あっか)大根という大根です。安家地大根とも言うようです。岩手県岩泉町安家地区で生産されているのでこの名がついたようです。別に赤いから「あっかだいこん」と言うわけではありません。

 あるサイトには次のように説明されています。「色は鮮やかな紅色(あるいはピンク・紫・紅白・白もある)で、肉質が硬く繊維に富み、辛味は強く、現在の青首大根とはまったく異なる個性派だ。ビタミンCを、青首の1.5~2.0倍も含んでいる。」
参照:http://nipponsyokuiku.net/syokuzai/data/013.html

 面白いのは表面だけが赤くて、中は白いことです。輪切りにするとそれがよくわかります。さらにすりおろすと赤と白が混じってピンク色になります。味はピリッと辛くてとてもおいしい。なかなか手に入りにくいのが難点です。青大根と安家大根を両方並べると彩りもにぎやかで楽しいですよ。(撮影:2009.10.29)

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ねずみ大根
 安家大根の次はねずみ大根の写真を載せましょう。名前の通りネズミの形によく似ています。名前は地名から来ています。

 先日Aコープでようやく見つけました。 名前はよく知っているし、写真では何度も見たことはあったのですが実物はあまり見たことはありませんでした。おろしにして食べましたが、「辛味大根」の名の通りすごく辛かった。でもおろしそばを食べたときほど辛くはなかったですね。初めておろしそばを食べた時は、あまりの辛さにむせたほどです。食べ方によって辛さが違うのかも。(撮影:2009.11.15)

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からいね大根
 大根つながりで、今度は赤紫色の辛味大根の写真です。からいね大根と呼ばれているようです。安家大根よりもっと紫色に近いのですが、こちらも中は白い。すりおろすときれいな薄紫色になります(残念!写真を撮る前に食べてしまいました)。

 食べてみると、激辛と言われるだけあって辛いのなんの!一口食べただけで顔から汗が吹き出しました。団扇で顔を扇ぎながら食事しましたよ。「いやあ、辛いねえ。」(撮影:2009.12.13)

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ゲゲゲの人面ナス
 借りている畑で妖怪「人面ナス」が採れた。う~ん、右から見ても左から見ても、まさに人面。原産地はイースター島か?そういえば『ひょっこりひょうたん島』のマシンガン・ダンディにも似ていますね。顔から横に飛び出るようなサングラスこそ掛けていませんが、顔の形と鼻の形は確かにそっくりです。先日たまたま入手したダルマと並べてみるといいコンビだ。境港の水木しげるロードに並べてもらえないだろうかねえ。(撮影:2010.11.07)

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蝋梅の花
 2月22日に無言館下の山王山公園に行った時、小さな黄色い花が咲いているのを見つけました。サンシュウにはまだ早い気がする。花弁を見ると蝋のように透き通った感じがあります。ひょっとして蝋梅だろうか。帰宅後ネットで確認してみましたが、どうやら蝋梅で間違いなさそうです。

 ひところの厳しい寒さもだいぶ和らいできています。この日は全天どこを見ても雲一つない晴天ということもあって、春の近さを感じさせる温かさでした。そして暖かさよりも春を感じさせるのは花です。

 そう言えばしばらく花を撮っていない。透き通るような黄色い花を夢中になって撮っていました。(撮影:2011.02.26)

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ネギ坊主
 デジカメを持つと、拡大鏡を持ったシャーロック・ホームズのようになれます。写真は肉眼で見るよりも大きく実物を写しだすことができるので、拡大鏡のような役目も果たすからです。花や虫などをアップで撮ると、まるで図鑑を見ているようになります。そうか、こんな風になっていたのか。パソコンに取り入れて、大きな画面で見て驚くことはよくあります。

 このネギ坊主もそうでした。ネギの花はまず擬宝珠状になって、それから花が開いてまんまる坊主頭になります。デジカメで撮ってパソコンで見ると、ネギ坊主がネギの花だということがよく分かります。こうやって拡大してみると、花粉のようなものがはっきり見えるのです。なんと、ひとつの花房で約250~400の花の集まりになっているそうです。花がその後種になるというのも驚きです。(撮影:2011.05.15)

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