シルエット・ロマンス

11月23日の日曜日。夕方に家の近くで夕やけを撮った。その時美ヶ原の鉄塔群を写してみた。家に帰ってパソコンに取り込んでみて驚いた。びっくりするほど大きく写っているではないか。新しいデジカメの威力はすごい。前のデジカメではここまで大きくは写らない。
 それにしても夕方の美ヶ原を望遠で撮るとまるで水墨画のような白黒の世界だ。手前の山々はまだ色があるが、美ヶ原となると灰色の世界に沈んでいる。どこか不気味さまで漂っていて、まるで「ロード・オブ・ザ・リング」の冥府モルドールのようだ。



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次の2枚は11月29日に同じ美ヶ原のテレビ塔を写したもの。パソコンで見てまたびっくり。美ヶ原が雪で白くなっている。しかも背景が夕やけで薄紅色。まるでモルドールが炎上している場面のようだ。こんな景色が上田にいながら、しかも自宅のすぐ近くで撮れるとは!まさに仰天もの。サイバーショットのズームの威力や恐るべし。

 



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12月1日は見事なまでの晴天だった。何しろ雲を撮ろうと思っていたのに全天どこを探しても雲ひとつみつからないほどだったのだから。それは見事なまでの晴れっぷりだった。仕方がないので月を撮った。次の3枚は夕方に海野宿裏の千曲川の土手から撮ったもの。着いたとき既に薄暗くなっており、川原に出たころはもう夕暮れ時。
 



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最初は三日月を撮り、しばらくたつとその左上に1番星が輝きだした。やがてその右隣に2番星が出現。よく晴れていたせいだろう、二つの星が本当に明るい。帰り道を走る間、月がまるで助さんと角さんを従えるようにして二つの星と並んで夜空に輝いていた。こんな月と星を見たのは初めての経験だった。
 



翌日の新聞で二つの星が金星と木星だと分かった。ところがその日の夕方見てみたら、何と前日と位置関係が逆になっている!その時は本当にびっくりした。後で人に聞いた所によると、月の軌道は毎日変わるらしい。だから短期間で三日月がどんどん半月になりやがて満月になる。位置が変わるから光が当たる場所も違う。一方星はごくゆっくりと動く。何せ船乗りが方位の目印にするくらいだから。そういうことらしい。なるほど。



月夜があまりに見事だったので、さらに3枚写真を載せることにする。まるで影絵のような素晴らしい写真だった。



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さらに古い写真もまじえてもう3枚。



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左の写真:これも12月1日海野宿裏で撮ったもの。

中の写真:これは07年11月24日に撮ったもの。満月の夜だった。

右の写真:今年の11月13日に撮ったもの。蒼暗い空を背景にトンビのシルエット。




シルエット写真はやっぱりいい。すっかり味をしめたので、「シルエット・ロマンス」と題してシリーズ化することにした。その前にこれまで撮った写真の中からさらにシルエット写真を引っ張り出してみた。





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左と中の写真:上田大橋の街灯を撮ったもの。昨年の12月23日と25日に撮影。ユニークな街灯の形が気に入っている。ただし写真としては2枚とも不満がある。薄ピンク色の夕やけ空を背景に点灯している街灯を撮るのが僕の理想。



右の写真:去年の11月17日に芦田宿で撮ったもの。昼間だったが逆光でシルエット写真が撮れた。この木は知られざる桜の名所だそうである。



膨大な写真を保存するゴブリン写真館でもさすがにシルエット写真は少なかった。これまで明るくないといい写真は撮れないと思い込んでいたからだ。しかしシルエット写真や同じくシリーズ化を考えている雲・夕やけの写真をくわえると、大きな可能性が見えてきた。千曲川の土手で撮った写真はまさに革命的な転換点だったといえる。



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