路地裏探索 その3
今日塩尻あたりの路地裏を撮ってきた。この前の連休の時にも短い路地裏探索をしていたので、2回に分けて紹介しましょう。
11月25日の日曜日。近くへ昼飯を食べに行くついでに道々写真を撮ることにした。別所線の方に向かい、中野駅横の踏み切りを渡る。すぐ狭い路地がある。路地の手前には「月吉野」という地酒を造っているつくり酒屋「若林醸造」がある。路地とつくり酒屋の写真を撮る。路地を抜けると左側に保育園がある。赤い機関車がかわいい。塩田病院の横を通って、次に武重国神社の写真を撮った。神社のすぐ裏は産川である。最初は近くのラーメン屋に行くつもりだったが、前からどこにあるか見つけたいと思っていた「隠れキッチン」という店を思い出した。別所線沿いの道に入るとあっさり見つかった。そこで食事。味は悪くない。ただシェフ一人で作っているので、混んでいると待ち時間が長い。
食事の後、また近辺を歩き回って写真を撮る。「隠れキッチン」の近くで別所線の線路を渡る。初めて足を踏み入れる地域だ(中塩田駅から別所温泉方面に本の100メートルほど行ったあたり)。お墓があり、その先にお寺らしきものがある。眞光寺というお寺だ。正面から写真を撮る。お地蔵さんの赤い帽子が暖かそうだ。その先は迷路のような家並み。古い家が多い。しばらく進むと産川に出る。このあたりは何度か散歩で通ったことがある。川にアーチ型の管(ガス管か?)がかかっている。形がユニークなので写真に撮った。
次に塩田中学校へ行く。ここは「嫌われ松子の一生」や「地と骨」のロケが行われたところ。近くで見るとずいぶん古い校舎だ。そこからまた最初の路地に戻り、さらのその路地のわき道にも入ってみる。そこは初めて入ってみた。きれいな黄色い壁があったので写真に撮る。中野駅まで戻り、駅の写真を撮る。ここが家からの最寄り駅だ。
夕方タイヤ交換のためにオートバックスへ行く。何と作業開始まで3時間かかると言われた。待っている間デジカメでも撮ろうと、平安堂の裏から裏通りを歩き回る。やはり旧市街と違っていい路地は少ない。それでも今まで通ったことのない道をずいぶん歩いた。平安堂とD2の間の路地。前から気になっていたD2近くにある加美畑神社の写真も撮る。案内板によれば、祭神は建御名方命(タケミナカタノミコト)。命(ミコト)が出雲からから生島足島へ行く途中近くに立ち寄ったのだという。逗留したところが御着(ごっちゃく)という地名に残り、また神の幡が神畑になったとのこと。なるほど神畑(かばたけ)という地名はそこから来たのか。加美畑神社の加美畑は神畑の古い表記かもしれない。
その後143号線にかかる歩道橋を渡って川西小学校の方へ歩いてゆく。産川が左下に見えるがそちらに降りる道が見つからない。小学校を通り過ぎると石久摩神社というのがあった。小学校の隣に神社があったなんて今まで知らなかった。信玄や真田家と縁の神社らしい。そこで写真を何枚か撮る。
さらにその先へ行くとやっと下に下りる道に出た。今度は逆戻りして小学校の崖の下を歩く。小学校に上がる階段がいくつもあった。このあたりは以前中之条に住んでいた頃自転車で一度来たことがあった。その頃とほとんど変わらない風景が残っていた。143号線沿いはだいぶ変わったので、この辺の景色も変わったかと心配していたが、変わったのは通り沿いだけだったので安心。だいぶ暗くなってきていたが、産川と緑橋の写真を撮る。
143号線とバイパスの交差点で道を渡る。メガマートに向って歩いた。すると川を二回渡る。この辺を川が2本も流れていたかと不思議に思って川沿いに歩いてみたら、何と川はぐるっと半円を描いてカーブしていた。そういうことか、同じ川だったんだ。しかも驚いたことに、後で地図を調べたら、この川は湯川だった。何となく産川だと思っていたのである。確かによく考えてみると、産川はもっと別所線に沿って流れている。湯川と産川はバイパスを両側から挟みこむように流れていて、産川が143号線を横切る手前で湯川が産川に合流していた。湯川は産川の支流だったのである。歩いてみると意外な発見がある。
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