ゴブリンのつれづれ写真日記

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zoom RSS 近所の薬師堂 ビフォー・アフター

<<   作成日時 : 2014/07/27 23:46   >>

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<ビフォー編>
 ゴブリンの家の近くにあった中野公民館が2010年に新築移転されました。旧公民館の横に相当に古びた薬師堂があったのですが、公民館の移転に合わせてこちらも新しく建て直されました。古い薬師堂は完全に取り壊され、旧公民館が あった場所に新しく建て直されたのです。もっとも、薬師堂はもともと旧公民館の場所にあったらしく、旧公民館を建てる際に薬師堂を少し横に移したということです。したがって薬師堂はやっと元の場所に戻ったということになります。
 薬師堂の取り壊しと新築が決まった時に、取り壊し前の姿と新築後の姿を並べて紹介しようと考えました。新しい薬師堂は今年の4月ごろに完成していたのですが、その頃忙しくて記事を書いていなかったので紹介がだいぶ遅くなってしまいました。

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 先ずは解体前の古びた薬師堂の写真を2、3回に分けて紹介します。13年の5月2日に撮影したものです。

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 新しい薬師堂に付けられた説明文には、ここの薬師如来は脇侍の日光・月光の両菩薩と十二神将がすべてそろっているとあります。それは珍しいことのようです。取り壊される直前に旧薬師堂の写真を撮った時にはそんなことは知りませんでした。幸い、その「十二神将」の姿も写真に収めてありました。1枚目の写真は向かって左側の六将、二枚目は同じく右側の六将を撮った写真です。三枚目は左側三将をアップで撮った写真です。
 いずれも手足や首が取れている様子もなく、きちんと保存されています。しかし埃がたまり、塗装はだいぶ剥げて来ています。薬師如来や日光・月光両菩薩、および十二神将は旧薬師堂が解体され、新しい薬師堂が立てられる間、専門家により化粧直しを施されていました。薬師堂が新築なった時、薬師如来や両菩薩、十二神将たちもきれいに生まれ変わって新しい住まいに戻ってきたのです。

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 1枚目は右側の六神将のアップ写真。よく見ると左から三体目は右手がもげています。十二体が全く無傷というわけではなかったのですね。幸い取れた腕は足元に置かれています。これは新しい薬師堂に帰ってきた時には修理されていることでしょう。
 二枚目は薬師如来のアップ写真。こちらもだいぶ色がはげていますが、特に痛んでいるようには見えません。
 三枚目は手前の欄間を意図的に入れて撮った写真です。欄間に彫られた紋が見事だったからです。恐らくこの欄間と紋も修理されて新しい薬師堂でも使われるのではないかと思って写真を撮っておいたのです。果たして新しい薬師堂にもこの欄間と紋は使われていました。

<アフター編>
 さての下の写真が新しく建て直された薬師堂です。今年の5月10日に撮影しました。以前の建物と比べるとまばゆいばかりに明るいというのが第一印象です。真新しい建物ですから明るくて当然なのですが、それだけではなく、木材が白木のままで塗装されていない感じなので妙に明るく感じるのでしょう。以前の建物のような年月を経て黒ずんだ色にする必要はないのですが、もっと茶色っぽい色に塗っても良かったのではないか。壁が真っ白なだけに、建物全体に重々しさが感じられないと思ったのです。

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 しかしまだ真新しいからそう感じるので、これが20年、50年と年月を経ると自然に古いお堂らしい風合いや味わいを帯びてくるのでしょうね。4枚目は薬師堂正面の扁額と差し鴨居の写真です。説明書きにある通り、旧薬師堂で使われていたものを取り付けています。「瑠璃閣」とありますが、薬師如来はそもそも薬師瑠璃光如来の略なのだそうです。したがって瑠璃閣とは薬師如来を安置したお堂という意味になるようです。

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 いよいよ内部の写真です。1枚目は欄間を入れて撮りました。旧薬師堂で使われていた欄間がきれいに修復されて掲げられています。2枚目と3枚目の写真を見れば、その奥の薬師如来、日光・月光両菩薩、十二神将もピカピカになって戻ってきたことが分かるでしょう。
 薬師如来の服は色がはげていましたが、黒々とした衣装に復元されています。光背もくすんでいたのが本来の金色の明るさを取り戻しています。十二神将たちも分厚く積もった埃を取り払われ、本来の色あいをのぞかせています。ややくすんだ色に見えますが、あえて彩色を施さずに、出来るだけ元の色あいを残そうとしたものと思われます。くすみは年月を経たしるし。てかてかに塗りたくって妙に真新しくするよりは、その方が良いと思います。

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 1枚目は向かって右側の六神将たち(の内の5体)です。新しく色を上塗りするのではなく、元の色をできるだけ引き出すよう苦心して修復していることが分かります。ややくすんでいるとはいえ、鮮やかな色遣いが良く分かります。それから左から2体目の像ですが、もげていた右腕が修復されています。右腕は振り上げていたのですね。継ぎ目が分からないくらい見事に接合されています。
 3枚目は薬師如来の顔のあたりを大きく撮った写真です。黄金の輝きが良く分かります。専門の職人さんに修復を依頼したようですが、さすがに見事な仕事ぶりですね。地元の広報紙によると、修復を請け負ったのは愛知仏像修復工房の横川耕介氏という方です。薬師如来像の修復は本格的な解体修理で、十二神将と日光月光菩薩像は軽微の修復としたそうです。

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