ゴブリンのつれづれ写真日記

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zoom RSS 松本道祖神めぐり

<<   作成日時 : 2014/01/12 18:11   >>

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 隣りの安曇野に比べると、松本はそれほど双体道祖神が多い街という意識はありませんでした。しかしそういう考えを一変させる通りが松本にありました。今町(いままち)という通りです。お城の西側を走るこまくさ通りの一部をこう呼ぶのです。「通りの一部」をより正確に言うと、女鳥羽橋から大手一丁目の信号あたりまでということになるでしょうか。
 こまくさ通りは何度か通っていますが、その一部が "道祖神銀座" とでも呼ぶべき存在だということは全く知りませんでした。それを知ったのは『松本さんぽ』という冊子状のガイドブックで紹介されていたからです。あがたの森通りの書店で買い求め、同じ通り沿いにある有名な喫茶店「アベ」でぱらぱらと目を通していた時に見つけたのです。その日は特にどこへ行くと決めていなかったので(だからガイドブックを買い求めたわけですが)、さっそく行ってみたわけです。
 いやあ、ものすごい収穫でした。こんなに双体道祖神が集中しているところは他に知りません。松本と安曇野を合わせると、このあたりにはかなりの数の双体道祖神があるということになります。恐らく全国有数ということになるでしょう。双体道祖神はマンホールのふた、看板、街灯、橋などと並んで意識的に写真をコレクションしてきたテーマです。一気にコレクションが増えました。
 面白いことに、道祖神を探していると、別の通りを歩いていても出会うものなのですね。この日だけでかなりの数の道祖神の写真を撮りました。

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 さて、写真の説明もしておきましょう。1枚目は女鳥羽橋の手前あたりで見つけました。喫茶「アベ」を出て、松本駅前を通って中央一丁目の信号に出ました。 そこから今町通りを北に向かって歩いて行ったわけです。往きは道の右側を歩き、大手一丁目の信号で反対側に渡って引き返してきました。
 したがって1枚目の写真は女鳥羽橋の手前、かつ駅を背にして通りの右側で見つけたわけです。女の子と男の子が手をつないで踊っているようなかわいい絵柄。しかしタイトルは付いていません。今町通り(大手大通りとも呼ばれる)の双体道祖神は松本城築城四百年まつりを記念して1993年に設置されたものです。それらの道祖神にはそれぞれタイトル(テーマ)が付けられています。この道祖神は女鳥羽橋の手前なので、松本城築城四百年まつり記念の道祖神とは別に作られたものと思われます。
 2枚目の道祖神は女鳥羽橋のたもと(松本駅側)にあります。タイトルは「誕生」。桃から生まれたらしい赤ちゃんたちが彫られています。
 3枚目は橋の反対側のたもとにある道祖神。タイトルは「健やか」。男の子と女の子が背中を合わせて座っています。

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 女鳥羽橋を過ぎて今町通りに入るとすぐまた道祖神と出会います。まず出会ったのが「縁結び」の道祖神。正装した男女が手を握り合っています。その隣に小ぶりの道祖神が並んで立っています。ここから先はこのように二つ並んでいる道祖神が結構あります。ひょっとしたら小さい方は昔からあったものかもしれません。その横に並ぶようにして平成の新しい道祖神を設置したのではないでしょうか。
 そのすぐ先にもう一つの道祖神が。こちらのタイトルは「子育て」。母親が子供をいつくしむように抱きかかえ、隣りで父親が子供を覗きこんでいます。
 ところで、上で「誕生」と「健やか」と題された道祖神を紹介しましたが、『松本さんぽ』に挙げられているタイトルの中にはその二つの名前は含まれていません。「なかよし」、「縁結び」、「子育て」、「高砂」、「商売繁盛」、「交通安全」、「厄除け」、「夫婦円満」の8体だと書かれています。ということは女鳥羽橋のたもとに設置されていた「誕生」と「健やか」道祖神も、松本城築城四百年まつりの後に作られたものと思われます。今回の「縁結び」と「子育て」からが松本城築城四百年まつりの記念として設置された8体ということなのでしょう。
 3枚目と4枚目の写真は通りの反対側にある「三浦守孝法律事務所」の建物。だいぶ古びていますが、なかなか格調の高い建物です。

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 1枚目のタイトルは「商売繁盛」。おじいさんは打ち出の小槌のようなものを振り上げ、お婆さんは大きな袋を担いでにんまり。いやいや、何とも人間臭い道祖神です。隣りの小さい方の道祖神も良い。大人二人が小さな子供を両側から抱きかかえるようにしています。両親かと思ったのですが、良く見ると母親とお婆さんのように見えます。二人とも瞼がぷっくりと膨らんでいてかわいらしい。
 2枚目の店はチーズ・ショップのようです。大きな看板のデザインが気に入ったので写真に撮りました。
 大手1丁目の信号の所まで来たので反対側に渡ろうと思ったのですが、信号で交差している道沿いに道祖神があるのを発見しました。それが3枚目の写真です。 小さな道祖神で、まだ真新しい感じがします。絵柄も男女が体をよせあっているというシンプルなものです。どうやら今町通りの近辺にはまだまだ多くの道祖神が散らばっていそうです。境港市の水木しげるロードに比べれば地味ですが、たとえ新しいものであっても道端のあちこちに双体道祖神が立っている街というのも良いと思いますね。

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 さて、大手一丁目の交差点で信号を渡り、今町通りを今度は駅に向かって戻ってゆきました。最初に見つけた道祖神は「夫婦円満」でした。暗く写っているので分かりにくいのですが、左に立っているのが夫で右が妻のようです。夫は左手を妻の肩に回し、右手で妻の右手を握っています。夫婦円満の絵柄としてはあまりに平凡だと感じますが、ではどんな絵柄が良いかと言われれば確かに難しい。膝枕?う〜ん、ちょっとなあ。まあ考えときましょう。
 2枚目の写真は「厄除け」道祖神。いやあ鬼ですよ、鬼!こんな絵柄の道祖神は初めて見ました。何とモダンな!鬼の絵柄がモダンだと感じるというのは不思議な感覚だなあ。3枚目は「高砂」。つまり新郎と新婦ということでしょうか。立派な衣装を着てかしこまっています。4枚目は今町通り(大手大通り)の道祖神について説明している案内板です。

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 1枚目は「なかよし」。石全体の形も横長でユニークですが、描かれている絵柄も男の子と女の子が手と足を合わせて踊っているような躍動感があります。他では見たことがないような道祖神です。ここまでが『松本さんぽ』に紹介されている「縁結び」、「子育て」、「高砂」、「商売繁盛」、「交通安全」、「厄除け」、「夫婦円満」、「なかよし」の八つです。
 2枚目と3枚目は女鳥羽橋のたもとにあった道祖神。2枚目は「縁結び」。恋愛成就にご利益がある神社に御礼参りでもしてきたのでしょうか。鳥居の前で男女が仲睦まじく寄り添って手を握り合っています。3枚目のタイトルは「長寿」。腰の曲がったおじいさんとおばあさんが向き合うようにして並んで立っています。日本昔話の挿絵のような絵柄です。これらの2つは松本城築城四百年まつりの後に作られたものと思われます。

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 1枚目の写真は女鳥羽橋近くのビルの植え込みに置かれていた道祖神。正装した男女が正面を向いて座っています。
 2枚目の道祖神は今町通りを女鳥羽橋から駅の方へ少し戻ったところで見つけました。米俵に座って打ち出の小槌を持っているのは大黒天と思われます。左側の大きな袋を持っているのは布袋でしょう。小判がザクザク湧いて出ている図でしょうか。
 3枚目の道祖神はだいぶ場所が離れています。お城の南の大名町にある大名町大手門井戸の横にある道祖神です。この日最後に出会った道祖神です。正装した男女が寄り添って手を握り合っているというよくある絵柄です。

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