ゴブリンのつれづれ写真日記

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zoom RSS 松本散策 高砂通りを歩く

<<   作成日時 : 2013/06/28 00:01   >>

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 5月21日、久々に松本へ行ってきました。あちこち歩いたのですが、この日のハイライトは高砂通り(人形町通り)です。久々に通ったのですが、中町通りとはまた違った味わいがあってなかなか良いと思いました。
 さて、高砂通りにはもう少し後で登場してもらうとして、まずは歩いた順番通りに中町通りのカフェ「サロン・ア ズ・サロン」から紹介します。中町通りのはずれの方、大橋通りの近くにあります。1階は「群青」という店。外から見ても何の店か分からなかったのですが、何とここはヘアサロン、つまり美容院でした。 一旦「群青」の中に入り、階段を上ると「サロン・アズ・サロン」があります。
 細長い店で、あまり広くはありません。アイスコーヒーを頼みました。建物の外観はレトロな感じでなかなかいいのですが、「サロン・アズ・サロン」はややレトロと言った感じ。正直言って期待したほどインパクトはありませんでした。また、何となく落ち着かない感じがしましたが、それは壁と向かい合わせの席に座ったせいかもしれません。外の通りが見降ろせる席もあったのですが、そちらは先客がいて塞がっていたのです。窓側に座って外を眺めていたらもっと印象は違っていたかもしれません。
喫茶店を評価する基準はいくつかあるでしょう。店内の雰囲気(内装や調度品を含めて)、接客態度、飲み物や軽食の味、椅子の座り心地、客層、等々。この店はイスとテーブルの配置に課題があると感じました。壁に向かって座る席が多いのです。細長い作りなので仕方がない面もあるでしょうが、もう一工夫ほしいところです。

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 「サロン・アズ・サロン」を出た後、いくつか寄り道してから高砂通りへ向かいました。だいぶ前に偶然通ったことがあり、その後ずっと気になっていたのです。大橋通りから高砂通りに曲がるとすぐ左手に瑞松寺があります。その先に実に印象的な一角が現れて来ました。横長の蔦に覆われた建物が目を引きます。2階部分がびっしりと蔦に覆われ、ほとんど窓も見えないくらいです。その左隣にも何やら屋根が付いたいかにも謂われのありそうな物があります。この通りには写真を撮るに値する何かがある、そんな予感が全身に走りました。
 蔦に覆われた建物は後廻しにして、その手前の東屋の様な所を紹介しましょう。ここは有名な源智の井戸でした。松本市内にはたくさんの湧水があり、「まつもと城下町湧水群」として環境省の「平成の名水百選」にも認定されています。その湧水群の中でも有名なのが源智の井戸です。名前は知っていましたが、どうも初めて見た気がします。だいぶ前に高砂通りを通った時にはここまで来なかったか、当時はこの種のものに興味がなかったのかもしれません。カメラを持つと、物へのこだわりが強くなります。あるいは、湧水群のマップなどが作られて紹介に力を入れ始めたのは最近の様な気もするので、当時はあまり整備されていなかった可能性もあります。
 かつて町の醸造業者はどこもこの湧水を使っていたということですが、この時も地元の方が水を汲んでいました(2枚目の写真)。今ではすっかり町の名所なのでしょう。井戸の周りにいろんなものが置かれています。3枚目の写真は井戸のすぐ横に合った道祖神です。「水入らず目合高砂道祖神」と書かれていますが、どうも観光用に最近作られたもののようです。

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 井戸の周りにはいろんなものがありました。下の写真は通りの名前を書いた標柱ですが、上に人形の像が乗っています。別名人形町通りと呼ばれるように、人形店が多く通り沿いにあるのでこのデザインにしたのでしょう。松本はこんなところまで手を抜きません。町ぐるみデザイン化されているところは立派です。井戸の横には祠と石柱も立っていました。下の3枚目の写真は源智の井戸の説明書きです。

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 源智の井戸の隣にある蔦に覆われた建物は「げんちそば」という蕎麦屋でした。この日松本を歩いて発見したことは、周りを蔦が覆っている建物が多いこと。後でまとめて紹介しますが、中でもこの「げんちそば」の入っている建物はその見事さでは一番でしょう。蔦は建物と一体化しており、その建物ばかりではなくその周りの雰囲気まで変えてしまっています。「げんちそば」には入らなかったので味はどうか分かりませんが、店の外観はナイスです。
 高砂通りやその周辺の道を歩いてもう一つ目につくことは、道沿いに流れる水路の水がとてもきれいだということです。松本は文字通り水の都でした。

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 高砂通りを先に進むといろんな面白い店が次々に出てくる。マメとコーヒー「Laura」(1枚目の写真)。ここは入りませんでしたが評判は良いようです。カフェというよりもコーヒー豆の店で、カフェも併設という感じらしい。白一色のシンプルな外観で、かえって興味を惹かれました。
 そのすぐ先には京人形の「はなおか」(2枚目の写真)。高砂通りが別名人形町通りと呼ばれるのは人形店が軒を連ねているから。今でこそ数軒が残るだけですが、かつては上巳並び端午の節句時に人形などを売る市が開かれ、戦前には綿菓子や飴といったような屋台も出てお祭りのような雰囲気だったそうです。高砂通りのほとんどの店でひな人形を売っているような状況だったそうですから、その活気も想像できるでしょう。人形の町であることは高砂通りという名前とも関係があるようです。結婚式の贈答品として贈られる爺・婆一対の人形が高砂人形と呼ばれることから高砂通りと呼ばれるようになった、という有力な説があるようです。
 その先にはやはり蔦に覆われた包装・計量の店。蔦に看板まで覆われているので店名が読み取れません。古本屋「アガタ」の縦にひょろ長い建物もユニーク。
 そして一番心を惹かれたのはランチ&カフェと書かれた「moimoi(モイモイ)」という店(3枚目の写真)。中町通りにあるような蔵造りの建物に心を惹かれました。基本は居酒屋で昼間はカフェもやっているということのようです。ここは後で帰りに寄ろうと思って結局入りませんでした。今度高砂通りに行ったら必ず入ろう。

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 ランチ&カフェ「モイモイ」のすぐ横には小さな水路が流れています(1枚目の写真)。松本を歩いていると、小さな水路が家と家の間の狭い隙間を流れているのをよく見かけます。その水路の佇まいが実に美しい。この「モイモイ」横の水路も良い感じでした。何かほっとするものを感じます。
 その「モイモイ」の道を挟んだ向かい側に小さな神社のようなものがあります。両隣の建物の間に申し訳なさそうに鎮座しています。もっと近くまで行って写真に撮ろうと思ったのですが、隣りの建物のご主人がその入口あたりで水を撒き始めたのでつい遠慮して入りませんでした。後で地図を見ても何という神社なのか分かりませんでした。
 もう一つ気になるのは神社の入り口近くに立っている「生安寺小路」と書かれた石柱。これを見た時はこの小さなお社が生安寺なのかと思いましたが、調べてみるとどうやら違うようです。現在の高砂通りは江戸時代には「生安寺小路」と呼ばれていました。それは生安寺(しょうあんじ)が現在パルコが建っている場所にあり、そこの門前に当たる通り(参道)だったからだと分かりました。その生安寺は昭和30年代の後半に松本市内の蟻ヶ崎に移転しており、今はこうして石柱に名前のみが残っているわけです。
 「モイモイ」の先には人形店が二つ並んでいます。村山人形店(3枚目の写真)と人形の緑屋(4枚目)です。その先で高砂通りは終わり、松本城へと続く本町通りに出ます。本町通りを渡ってまっすぐ進むとすぐ右手にパルコがあります。

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 最後は蔦の絡まる建物特集です。源智の井戸隣りの蕎麦屋に始まり、この日歩いている間に蔦が絡まる建物を何軒も見かけました。いつもはあまり気付かないので、この日歩いた範囲に多いのかもしれません。
 1軒目は本町通り沿い、松本郵便局向かいの建物です。2階部分のほぼ半分がすっぽりと覆われています。2軒目は確か丸善の向かい側の建物です。3軒目は中央2丁目交差点にある「ヤマダドレス」の建物だと思います。3軒とも蔦が見事に絡みついています。緑のカーテンとよく言いますが、むしろ「緑の外壁」という感じです。これだけ覆えば結構断熱効果があるでしょう。

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