ゴブリンのつれづれ写真日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 修那羅峠の石仏群 その1

<<   作成日時 : 2013/02/11 19:56   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 昨年の11月4日に修那羅峠の石仏群を撮ってきました。ここは前にも1度写真を撮ったことがあるのですが、その時は三脚を持って行かなかったので失敗写真が多くありました。およそ700基あると言われる祠や石仏たちは神社裏の薄暗い森の中に並んでいるので、シャッター時間が遅くなり、その分手ぶれの可能性が高くなるわけです。
 もう一度今度は三脚を持って行って写真を撮り直したい、長いことそう思っていたのです。東条ダムの写真を撮りに行ったこの日、まだ時間があったのでこの機会とばかり修那羅峠にも行ってみたわけです。
  駐車場から石仏群がある安宮神社までは10分以上歩くでしょうか。後半はかなりの坂道を登り続けるので、普段運動不足の身にはかなりこたえました。はあはあぜいぜい言ってようやくたどり着いた所で迎えてくれたのが、最初に写真を載せた石像たちです。本格的な石仏群は神社の建物の下にある低い門を潜った向こうにあるのですが、前回初めて来た時その手前にあるこれらの石仏たちが期待を高めてくれたものです。
 並んでいる石神仏の中に双体道祖神がありました。前にはこんなものはなかったように思います。比較的最近作られたものに見えるので、双体道祖神の人気に乗って新しく作ったのかもしれません。
 4枚目の写真は駐車場から道を渡ったところにある鳥居(参道の入り口を表しているのでしょうか)、5枚目は安宮神社まで長い坂道を上ってゆく途中で撮った写真です。全体に緑色の木が多い中で、一つだけぽつんと赤く色づいた木があります。まさに紅一点。実に印象的でした。

画像


画像


画像


画像


画像


 さて、いよいよ石仏群が立ち並ぶ空間へ入ります。「入る」という表現を使ったのは、1枚目の写真にある低い門をくぐってゆくからです。山道を10分以上も登ってきたところにある安宮神社自体が日常の生活空間からだいぶ隔たっているのですが、さらにそこから低き門をくぐってその奥にある異空間へと入ってゆくわけです。門の前に建っている鳥居はまさにそこから先が「異空間」であることのしるしです。
 門をくぐってすぐ目に入るのが2枚目の光景です。木の根元に石仏が何体もたっています。狭い道を挟んで向かい側の斜面にも石仏が横に並んで立っています。そこはもう薄暗い空間に何百体もの石神仏が立ち並ぶ異空間なのです。
 3枚目の写真は右側に並んでいる石仏の一部をアップで撮ったものです。お姫様のような女性の姿、二人仲良く並んだ仏さまの姿が実に魅力的です。ああ、いい写真が撮れそうだ。この空間に一歩踏み込んだ途端そう感じました。

画像


画像


画像


 入口の門をくぐってすぐ右側に少し高くなった所があり、そこに数十体の石仏が並んでいます。門をくぐって左側には長く続く崖があり、その崖下の道沿いに恐らく数百体の石仏が横にずらっと並んでいます。
 まずは右側の小高い丘の上の石仏たちから印象的なものを紹介しましょう。1枚目の左側の石仏は比較的大きなものです。修那羅峠の石仏群は数十センチ程度の小さなものがほとんどですが、これは1メートルくらいあります。浮彫の像もくっきりと姿が浮かび上がっています。一方右隣りの像は体の体型だけが分かる大まかな造りです。
 2枚目の二つの石仏は典型的な仏さまの形ですが、右側の石仏の一部が着色されているのが特徴です。色を施されているものは少なく、全部で3〜4体くらいしかありませんでした。またどうして体の一部だけ着色されているのか良く分かりません。不思議な感覚です。
 3枚目はこのエリアの中でも特に印象的な石仏たちです。右側の石仏たちはこけしのような形ですし、左側の二つは首だけ。左から3体目は両手で前を隠すような姿勢で立っています。何ともユニークな一角です。4枚目は左側の首だけをアップで撮った写真です。

画像


画像


画像


画像


 下の1枚目もなかなか印象的な一角です。きちんと土台の上に立っている錫杖を持った仏様。お寺の中に立っていてもおかしくないくらい立派なものです。その両側にある丸っこい石に浮彫を施した石仏も魅力的です。2枚目の写真は1枚目の写真に写っている、右から二つ目のおにぎり型石仏のアップ写真です。
 ユニークさでは3枚目のお地蔵さんが一番でしょう。何ともモダンで可愛いお地蔵さんです。比較的新しいものではないでしょうか。彩色はされていないようですが、代わりに色つきの石を貼り付けてあります。
 4枚目は双体道祖神のような絵柄ですが、全体の形が四角い家型になっているところがユニークです。

画像


画像


画像


画像


 1枚目は一番派手に彩色が施されている石神仏です。不動明王の周りの炎の部分が赤く塗られています。それにしても、どうして一部の石仏にだけ彩色がなされているのか。作った人が塗ったのでしょうか。それとも後の人が塗ったのでしょうか。
 2枚目はずらりと並ぶ石仏群を下から見上げた写真。実に様々な形の石仏が無秩序に並んでいます。犬の形をしたものもあります。
 3枚目は犬をかたどったもの。これも石仏と呼ぶのでしょうか。犬をかたどったものはいくつもありました。犬の霊を祀ったものなのでしょうか。そもそもどうしてこんな山の中にこれだけたくさんの石仏が並んでいるのか。そんな疑問も浮かんできました。

画像


画像


画像


 これまでは入口の低い門をくぐってすぐ右側にある低い丘のようになっているところに立っている石仏群の写真を紹介してきました。そこから小さな石の祠が並ぶ狭い通路(神社の本殿の裏側に当たります)を通り抜けると、また別の小さな丘に突き当たります。突き当たってすぐ右側に祠のようなものが立っています (1枚目の写真)。丘の下に細い道が付けられており、その道は左側に長々と続いています。
 2枚目と3枚目は祠の周辺で撮った石仏の写真です。特別目を引くものではありませんが、いずれも独特のデザインを施され、仏様の姿勢も実に様々です。全く同じものは恐らく一つもないでしょう。
 約700あると言われる石造物のなかで、いわゆる石神仏像は230体ほどだそうです。それ以外に石の祠や石に「太郎権現」や「生眼八幡大武神」などの文字を刻んだだけのもの、犬など動物の姿を彫ったものがあります。
 4枚目は上で言及した「小さな石の祠が並ぶ狭い通路」の写真です。

画像


画像


画像


画像


 こうやって一つ一つ眺めてみると、実に様々な形の石仏があると改めて感じます。1枚目の真ん中右の石仏は一部割れ目が入っていますが、大魔神のような姿と何本も筋が入った背景が印象的です。2枚目や3枚目には下半身が地面に埋もれた様な石仏があります。3枚目にはかわいい子犬の姿が刻まれているものもあります。
 歩いているとさっと通り過ぎてしまうものですが、じっくり眺めてみるとなかなかに面白いものがあります。

画像


画像


画像

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
修那羅峠の石仏群 その1 ゴブリンのつれづれ写真日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる