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zoom RSS 姨捨探索 前編

<<   作成日時 : 2012/03/19 00:28   >>

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 昨年の12月18日に姥捨を探索してきました。ここは姥捨て伝説と田毎の月(姨捨の棚田)で知られる名所です。しかし電車で通過することはあっても、近くまで実際に行ったことはありませんでした。近くを探索することはあっても、なぜかここは気になりつつも行ったことがなかったのです。同じ行くなら田に水が入る時期に行くべきだったのですが、まあその気になったのがこの時期なのですから仕方がありません。いずれ機会を見て田毎の月を撮ってみたいとは思っています。

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 さて、最初に立ち寄ったのは姥捨山〔正式には冠着山(かむりきやま)〕の手前にある「さらしなの里」です。「さらしな」は「更級」と書きますが、信濃は古くは科野と書いたように、特に「科」と書く地名は多い。他に立科、明科、妻科、倉科、豊科などがあります。更級郡の隣には埴科郡がありました。1959年、更級郡の稲荷山町と八幡村、埴科(はにしな)郡の埴生町と屋代町が合併して更埴市(こうしょくし)になりました。その更埴市と埴科郡戸倉町、更級郡上山田町が合併して2003年に千曲市が誕生しました。合併するごとに平凡な地名になってゆく。更級や埴科の方がどんなにか響きがいいと思うのですが。
 閑話休題、「さらしなの里」は古代体験パークです。そういえば、森将軍塚公園下にも科野の里歴史公園があります。姥捨伝説といい、このあたりは古い歴史が残っている地域なのですね。それだけに更級や埴科といった地名が消えてゆくのは惜しい気がします。「更級そば」は残ってはいますがねえ。

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 「さらしなの里」を出た後、近くにある「更級の里展望館」というレストランで食事しようとしたのですが、たまたまこの日は休みでした。ただ、そのすぐ隣に姥捨孝子観音があるので写真を撮ってきました。
 小高い丘の天辺に舞台のような建物とたくさんの石碑や記念碑に囲まれて観音様が立っていました。すらっとした、なかなか姿のいい観音様ですよ。

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 さて、いよいよ篠ノ井線の姥捨駅につきました。車を駐車場に入れて、まずは展望写真を撮りました(1枚目の写真)。姥捨は田毎の月で知られる棚田で有名ですが、この高原駅からの素晴らしい展望も有名です。篠ノ井線に乗るたびに、姥捨駅あたりの車窓からの眺めにうっとりさせられます。ただあっという間に過ぎ去ってしまうので、いつかこの眺めを写真に撮りたいとずっと願っていました。やっとその念願が果たせました。ただ電線が邪魔になったりして、良いアングルを探すのにだいぶ苦労しました。
 2枚目は棚田の天辺あたりに山水画を連想させる地形があったのでアップで撮ってみました。どうです、まるで山水画でしょう?やや緑が入ってはいますが、白黒に近い色合いなのも幸いでした。
 3枚目は姥捨駅です。線路を跨ぎながら撮りました。といっても、勝手に線路に入り込んだわけではありません。実は線路を渡った先に姥捨公園という展望スペースがあるため、ホームのすぐ先に踏み切りがあるのです。そこを渡る際に撮ったのです。

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 線路を渡ると一旦坂を下り、また昇ります。姥捨駅は崖際に立っている感じですが、崖のすぐ先にぽこっと盛り上がった丘がある感じです。その丘が姥捨公園です。
 公園入口あたりに高浜虚子の句碑がたっています。石を丸くくりぬいて、黒い石をはめ込んでいるデザインが素敵ですね。刻まれている俳句を下に引用しておきます。

今朝は早 薪割る音や 月の宿

 2枚目は展望写真です。姥捨公園の看板に「川中島平一望 月の名勝」と書かれていましたので、眼下に見えるあたりは川中島平と呼ばれているようです。初めて聞く言い方です。地図で見ると、どうやら戸倉から屋代あたりが見えているようです。
 3枚目がご存じの棚田です。手前の木がちょっと邪魔ですが、どんな感じかこれでも分かるでしょう。案外ゆるやかな斜面なのですね。
 中国映画「雲南の少女 ルオマの初恋」という映画に、雲南省紅河州の棚田が映し出されて、その規模の巨大さにただただ唖然とした覚えがあります。少数民族ハニ族が住むこの地域はまさに秘境という感じ。そこに世界遺産に認定されたとてつもない規模の棚田があるわけです。まあ、これに比べたら姥捨の棚田はどうということはないのですが、日本では代表的な棚田です。確かに上田の棚田に比べたらずっと立派です。

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 姥捨公園の後、坂道を下って「おばすて観光会館」と長楽寺へ行きました。この二つは隣り合っています。まず「おばすて観光会館」で食事。その後長楽寺へ行きました。
 観光会館と長楽寺の周りは句碑と歌碑がたくさんたっていました。それもほとんどの石碑の下に銅版の説明板を置いて、俳句や短歌を読みやすく示してあります(作者名や碑が建てられた時期なども添えてあります)。
 長楽寺は本堂、月見殿、観音堂、月見堂などの建物から成り立っています。中でも崖っぷちに突き出すように建てられている観音堂(最初の2枚の写真)が印象的でした。
 3枚目は月見殿の軒下越しに下界を遠望した写真です。軒下に吊り下がる釣鐘が絵になります。4枚目は観音堂を下から見上げた写真も載せておきます。下には句碑や歌碑が立ち並んでいます。

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 1枚目の正面の建物が本堂です。その右側のカギ形に曲がっている部分が月見殿です。画面の左上に観音堂があります。
 2枚目の写真は月見堂です。
 3枚目はその月見堂のすぐ裏側にある棚田の一番下の部分です。



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