ゴブリンのつれづれ写真日記

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zoom RSS 池の平湿原 10年夏

<<   作成日時 : 2010/11/07 23:49   >>

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 今年の夏は歴史に残るほどの猛暑でした。暑い時は涼しい高原に行くに限る。ということで、8月3日に池の平湿原に行ってきました。最初に行ったのは去年の5月ですから、1年3カ月ぶりです。前回は時期が早すぎて花も蝶もほとんど見かけませんでしたが、今回は湿原も青々としており、たくさんの花や蝶を見かけました。

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 まずは花と蝶からです。1枚目は湯の丸高原から池の平に向かう途中で撮った黄色いオダマキ。僕はこの花が好きで、以前庭のプランターにも植えていました。
 2枚目はツリガネニンジン。釣鐘型のかわいい花です。花なのにどうしてニンジンという名が付いているのかと不思議に思いましたが、調べてみると釣鐘形の花と根がチョウセンニンジンに似ていることから名付けられたそうです。
 3枚目はミツバヒヨドリ。
 4枚目は池の平の駐車場の近くで見つけたアサギマダラ。ノアザミにとまってじっとしていてくれました。おかげで図鑑にでも載っているような、きれいな写真が撮れました。

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 次はいよいよ湿原の写真です。駐車場から湿原に向かうと、最初は長い下りの1本道があります。森の中の道ですぐには湿原が見えません。その道を下りきると湿原があり、そこから先は木道に沿って歩くことになります。木道はまっすぐ湿原の真ん中を突っ切るものと、左に曲がって湿原を半周するものと二つあります。二つの木道は湿原の向かい側、忠治の隠岩あたりで繋がります。
 1枚目の写真は左に曲がってゆく木道を撮ったものです。2枚目は真ん中を突っ切ってゆく木道です。湿原といってもびっしりと草で覆われているので、あまり水気は感じません。忠治の隠岩近くにある鏡池が湿原らしさを唯一感じさせます。どちらかというと草原という印象です。
 3枚目はハクサンフウロという花です。高峰高原ではいくつも見かけましたが、池の平ではこれ一つだけしか見かけませんでした。スミレ色の小さな花です。
 念のために付け加えておきますが、僕は別に高山植物に詳しいわけではありません。駐車場でもらったチラシの裏側に花の写真が並んでいるのです(これは便利ですよ)。それを見て、かつネットで確認して名前を確定しています。

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 前に来た時は真ん中を突っ切る道を行ったので、今回は左にぐるっと回り込む道に入ってみました。蝶がたくさんいます。湿原を半周する道の丁度半分ほど進んだところで下界を見下ろせるところに出ました。「解放口」と呼ばれているようです。
 残念ながらどのあたりを見下ろしているのか分かりません。小諸あたりなのでしょうか。高峰高原と同じで、眺めはやはりかすんでいます。

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 この辺りから枯れ木が目立ち始めます。それがまた独特の景観をなしています。1枚目は、マツムシソウに集まる3匹(3頭)の蝶。蝶の種類はおそらくコヒョウモンと思われます。柄からして、少なくともヒョウモンと呼ばれる種類であることは確かです。最初2匹とまっていたのですが、すぐそのあともう1匹が加わりました。一つの花に蝶が3匹もとまっているのは初めて見ました。
 2枚目はヤナギランです。ヤナギランはあまり咲いていませんでした。たまたま木道の近くに咲いていたのを撮りました。木道沿いに歩くしかないので湿原の奥の方は写真が撮れないのが残念です。
 3枚目は、「解放口」で見つけた枯れ枝。解放口から忠治の隠れ岩あたりは枯れ木が目立ち、それが風景に独特の味わいを加えています。写真の枯れ枝はどこか芸術品の様な味わいがあって、とても印象的でした。枯れ枝というのは何とも不思議な魅力があります。たとえて言えば「木の珊瑚」といったところでしょうか。まるで森の中に珊瑚のオブジェが置かれているようです。
 木の枝というものは、花が咲いていてもいなくても、葉が付いていてもいなくても、生きていても枯れていてもそれぞれ違った魅力があるのです。木は切り倒された後でも、家の柱として使われるとその肌触りが何とも心地よいものです。その魅力を集約したのが丸太小屋です。いや切り刻まれて木材になっても、人工的な建築材にはない味わいがあります。木の温もりというやつです。湿気も吸い取ってくれます。
 よく流木アートというのがあります。流木もまた枯れ木と違った味わいがあります。枝の張り具合、窪みの付きようがアーティストの創造力を刺激するのでしょう。どのように形を変えても木の魅力は尽きることがありません。木はまた森や林を形成し、山を風雨から守り、かつ地下に水を湛え、そして風景を作り出します。木を切ると同時に苗木を植えるという作業を日本人は営々と続けてきました。だから国土の7割が森林に覆われているという日本の風土が守られているわけで す。

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 ただ木を切り倒して後ははげ山だけが残るという無残な風景が世界中にあります。日本がその愚を免れたことは素晴らしいことですが、今は逆に森林に手を入れる人が減って、山が荒れているという問題が起こっています。日本の美しい風土を守るためにも、もっと国産材を使い、森と山を守る人をもっと たくさん増やさないといけません。木の持つ温もりと柔軟性、吸湿性と断熱性、そういったものをもっと見直さなければなりません。
 木を見直すことは、木の文化を見直すことでもあります。単に木のぬくもりがいいというだけではなく、木の文化がいかに日本という国土や風土を作って来たかを意識する必要があると思います。

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 最初の1枚にも枯れ木が写っています。この枯れ木はほとんど枝がないので柱のようです。左側に橙色と黄色の花が咲いていて、非常にバランスがいい。
 2枚目はその花をアップで撮ったものです。逆さまになって反り返ったような橙色の花はクルマユリです。黄色い花は分かりません。よく見る花のようにも思うのですが。
3枚目はベニヒカゲ。黒い地味な蝶です。
 4枚目は歩いてきた道を振り返って撮ったものです。木道の切れたあたりが見晴らしのきく「放開口」です。

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 1枚目の写真が忠治の隠岩です。国定忠治の忠治だと思うのですが、詳しい名前の謂われは分かりません。
 続く2枚は鏡池です。湿原といっても湿地らしいのはこの鏡池だけです。後はほとんど水気がありません。それだけにこの池はいいですね。僕は水がある場所(池、湖、川、海)が昔から好きなので、とても心惹かれます。3枚目にはまた枯れ木が写っていて、これがいい絵になっています。

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 1枚目はツリガネニンジンとワレモコウ。茶色い穂のような形の花がワレモコウです。一見小さな粒が固まっているように見えますが、よく見ると小さな花がびっしりと固まっています。アップで撮った写真が2枚目です。
 3枚目はマツムシソウ。蝶と蜂がとまっています。蝶はヒメキマダラヒカゲのようです。
 4枚目はおなじみニッコウキスゲ。木道のそばでひっそりと咲いていました。
 5枚目はクガイソウです。不思議な響きの名前だと思って調べてみたら、葉が4〜8枚くらい輪生して9段くらいの層になるところから「九階草」と呼ばれ、それが「九蓋草」になったとのこと。

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