ゴブリンのつれづれ写真日記

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zoom RSS 和風の建物の美しさ 蕎麦屋「日賀志」へ行く

<<   作成日時 : 2010/10/24 02:25   >>

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 10月24日の土曜日に『週刊上田』で紹介されていた蕎麦屋「日賀志」へ行ってきました。ここは場所が分かりにくい。千曲公園へ行ったことがない人には場所の見当がつかないかもしれません。

 岩鼻のところからトンネルに入る。最初のトンネルはすぐ終わり、少し走ると二つ目のトンネルがあります。その二つのトンネルの間に(上田から坂城に向かって)左に入る道があります。見逃しやすいので気をつけて下さい。左折するとすぐT字路になります。そこを右折。すぐまた左に上がる道に入ります。道なりに少し上がるとまたT字路に出ます。そこを左折するとすぐ左手に赤い屋根の古い民家が見えてきます。そこが蕎麦屋「日賀志」です。家の壁に看板が掛かっているのですぐ分かります。

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 こう書くとすぐに見つけられたようですが、実は一度道に迷って近所の人に道を聞いたのです。道に看板がないので聞かないと分かりません。行ってみると素晴らしい建物でした。駐車場からは千曲川が見降ろせ、眺めがいい。入り口のアプローチも和風で素敵です。建物のあたりはかつて竹林だったようですね。

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 上の1枚目の写真は駐車場からの眺め。2枚目は千曲公園を見上げた写真。東屋が見えます。3枚目は駐車場から玄関へ行く道を撮ったもの。4枚目は玄関の写真です。

 中に入ってさらにびっくり。予想以上に素晴らしい建物でした。入ってすぐ右手に広い空間がある。かつて土間だったと思われる空間。板が敷いてあります(そこまで土足で入れます)。真ん中にドラム缶のような形の薪ストーブが燃えています。テーブル席が二つ置かれています。庭に面した所にも横長の1枚板テーブルがあります。

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 その奥に一段高くなった部屋が2部屋。左側が6畳くらいの和室。右側が12畳はあろうかという和室。共にテーブルは1台だけ。普通なら小さなテーブルをいくつも並べてたくさん客を入れるところですが、ここは贅沢に空間を使っています。右側の広い和室に上がりました。

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 しかし何という見事な建築物であろうか。この間望月の「Yushi Café」や臼田の喫茶店「木亭」を見てきましたが、この店にはそれ以上の感動を覚えました。手打そば「かぐら」、柳町の「蔵屋」、小諸の「そば七」など、古い蔵や民家を改築した店はいくつも入ったことがありますが、「日賀志」は建物の美しさにおいてその中でも最高だと思いました。

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 照明や家具も室内に調和したものが選ばれています。ストーブのある部屋のテーブルとイスは洋風ですが、色合いが部屋にマッチしているので違和感はありません。壁に掛けられた古い柱時計は2時の時報を打っていたので、飾りではなく実際に使われています。柱や板戸は使い込まれていて、傷が付いている。それがまたいい味わいだ。

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 食事した広いほうの和室には角に長火鉢が置いてありました。これは珍しい。やり手女将に扮した浪花千栄子か杉村春子、あるいは沢村貞子あたりが、すぐ横でキセルを吸いながらお茶でもすすっていそうだ。部屋から眺める庭もなかなかいい。障子の下にはガラスがはめられている。最近こういう障子はあまり見なくなった。雪見障子なんて風流なものもあったのだから、日本の家屋も捨てたものではない。 

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 さて、食事についても触れておきましょう。せいろ1段は二八そばで650円、十割そばで800円。せいろ2段を頼みました。二八の2段や十割の2段ばかりではなく、二八と十割の組み合わせもできる。二八と十割の組み合わせを頼みました(1300円也)。最初に二八(1枚目の写真)、しばらくして十割が出てきました。正直あまり違いは分からなかったのですが、どちらも腰があって旨かった。

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 店に入った時には他に客はいなかったのですが、後から年配のカップルが一組やって来ました。そちらのカップルと一緒におかみさんから改修中の話を聞きました。築110年以上の建物を3年がかりで改修したものだそうです。因みに、薪ストーブは工事中に出た木端などを燃やしていたものをそのまま譲り受け、薪ストーブに改造したものらしい。

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 改修中の話は聞いていて楽しかった。かなり腕のいい棟梁にお願いしたようです。古くなった建物のこういうところはこう直すと良いというようなことをよく知っていたそうです。そういう腕のいい大工もいずれはいなくなってしまうのでしょうか。今の大工は機械で釘を打っていますからねえ。

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 横長のテーブルがおいてあるところは、確か前は縁側の様になっていた所らしい。庭の軒先は以前は新建材で覆い隠すようになっていたのをはがすと、元の屋根が出てきたそうです。その方が雨の日は雨だれや庭先の竹林の眺めが楽しめるのでずっといいとおっしゃっていました。

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 最後の写真は向かいの丘から「日賀志」のあるあたりを撮ったもの。赤い屋根の建物が「日賀志」です。

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