ゴブリンのつれづれ写真日記

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zoom RSS 山中の桃源郷ノークランド

<<   作成日時 : 2010/10/16 00:22   >>

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 上田の秘境とも呼ぶべき野倉の里。ここはまさに桃源郷です。これまで何度も紹介してきましたが、5月15日に野倉を探索して、改めてその素晴らしさに感動しました。これからここを桃源郷ノークランド(野倉ランド)と呼ぶことにします。
 さて、舌喰池近くにある皇子塚古墳から野倉へ行く山道の途中にツツジがびっしりと並んだ独特の景観をなす場所があります。そろそろツツジが咲くころだろうと思って5月15日に行ってきたわけです。まだ満開とはいきませんでしたが、だいぶ花が開き、文字通り桃源郷のような美しい景色でした。皇子塚古墳から細い山道を登ってくると、この場所に出ます。急に視界が開け、そこに花いっぱいの楽園のごとき別世界が広がっているのですから、初めて通った人は驚きのあまり急ブレーキを踏むことでしょう。

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 1枚目は下から登ってきた道と、その右側に見える「ツツジヶ丘」。2枚目は同じ場所から来た道を振り返ったもの。「ツツジヶ丘」への昇り口が見えます。ここを「ツツジヶ丘」と勝手に名付けました。上田に来る前、僕は東京の調布市に住んでいました。最寄りの駅は京王線の柴崎駅。その一つ手前の駅が「つつじヶ丘」でした。その懐かしい名前を取って命名しました。

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 この「ツツジヶ丘」は公園だろうか?これがずっと疑問でした。しかし公園にしては特に名前も何も書かれていません。たまたま地元の人と出会ったので、その点について聞いてみました。すると、個人の土地だということです。あそこに見える家の人ですよと教えてくれました。

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  なるほどそれで立札もなにも立っていなかったのか。しかし、個人であれだけの「庭園」を作ったとすれば大変な作業だったでしょう。そのあたりの人たちは花が満開のころに、「ツツジヶ丘」の下に集まって花見をするそうです。湯の丸高原や高峰高原もツツジで有名です。でも、そんなところまで行かなくてもここで十分だと言っていました。そりゃそうでしょう。これだけ立派なツツジ園があればよそへ行く必要はありません。観光客も来ないし、地元の人たちだけで気兼ねなく楽しめるのですから。

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ツツジも素晴らしいのですが、ツツジの上にそびえ立つ木も印象的です。最初に「ツツジヶ丘」を発見した時からこの木の印象的な佇まいに強い印象を受けていました。周りがツツジの低木ばかりですからなおさら目立ちます。またその枝ぶりがいい。動かない木ですが、よく見ると枝が手のように見えてきて、静の中に動きが感じられますね。

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 さらに3枚写真を載せておきましょう。たっぷり堪能してください。

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 ツツジヶ丘の写真を撮った後、さらに100メートルほど進んで集落の一角に車を停めました。穴平という隠れ里のような小さな集落です。車を停めたのはちょうど峠の様なところで、集落の向こう側が見渡せる眺めのいいところです。次の3枚はそこで撮ったもの。1枚目がそこからの眺めをできるだけ大きく撮ったものです。真ん中に三角形の山がちょこんと突き出しています。

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  2枚目はその三角形の山に少し寄った写真です。なかなかいい眺めです。三角形の山の背後に横に長く連なる山並みがあります。その山並みの左の方に美ヶ原の 鉄塔群が小さく見えます。3枚目は望遠を最大にして鉄塔群を撮ったものです。これまでの何度か鉄塔群を撮ってきましたが、この角度から撮るのはもちろん初めてです。
 よく見ると鉄塔群は横に長く連なる山並みのさらに背後にあることが分かります。どうやら手前に連なる山は武石と鹿教湯温泉の間を走る山々のようです。道路地図を見るとよく分かりますが、この辺りは山並みが横に何層も連なっています。まず一番手前にあるのが独鋸山から連なる山並み。例の三角形の山もそれに連なるものでしょう。地図には野倉と鉄塔群のある王ヶ頭を結ぶ線の上に富士山(1029m)という名前が載っています。形から見てあの三角形の山は富士山かもしれません。

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 独鋸山の山並みの裏の谷間を走っているのが鹿教湯温泉へ行く254号線です。その谷間の向こう側にあるのが写真の横に長く連なる山並みで、その山の向こう側が武石です。昨年の秋に武石の紅葉を撮り、冬に雪景色を撮ってきたのはその谷間を走る62号線沿いの地域です。
 62号線のさらに向こう側の山が美ヶ原です。このように独鋸山の山並み、武石の山並み、美ヶ原と三つの山並みが東西にほぼ並行して並び、その間の谷間を254号線と62号線が走っているという形になっています。野倉の峠からこの三つの山並みを眺めていたことになります。

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 さて、山道を抜けると野倉の赤地蔵のすぐ上に出ます。近くに車を停め、しばらく写真を撮りました。この辺りでは山の景色が実に美しいのですが、花を中心に紹介します。次の2枚は赤地蔵前のお花畑。周囲の人たちがいつも手入れしているのでしょう。きれいに整備されていました。

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 次は花木越しに野倉の象徴である女神岳を撮ったもの。花は何か確かめませんでした。

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 次の2枚は山吹の花。野倉の奥の方まで入ってみましたが、山のあちこちに山吹が咲いていました。家の庭にも咲いていますが、うちの山吹は八重咲きです。八重咲きは珍しいのですが、僕はどちらかというと写真のシンプルな方が好きですね。

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 続いて山の写真です。この日の野倉探索で一番感じたことは、山そのものの美しさです。ただ土が盛り上がって、木が生えている。それだけなのですが、とにかく美しいのです。2枚目の写真の背後に映っている山は独鈷山です。3枚目の山は女神岳。共についこの間まで茶色っぽい山だったのに、いつのまにか緑色に変身しています。

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 ところで、緑色の山を見て正直戸惑いました。独鈷山や女神岳はこんな感じの山だったっけ?どうも記憶にある姿と違う感じがするのです。冬の数ヶ月間茶色い山を見ていたので、あまりに急な緑色への変身に違和感が残ったのだろうか。
 この違和感が自分でも不思議なのです。なにしろもう20年以上見続けてきた身近な山です。1年のうちの半分以上は緑色だったはずなのに、緑色の独鈷山や女神岳に不思議な違和感があるのです。
 おそらく今年は寒い日が続いたせいでしょう。例年は徐々に茶色から緑色に変わってゆくので自然に目が変化に慣れてゆくのでしょうが、今年はあっという間に山の色が変わったので、妙な感覚が残るのかもしれません。
 山の色が一斉に緑になりました。葉っぱが付いた分膨れ上がり、山全体がヴォリュームを増したように感じます。それぞれの葉の色が異なるため、山に模様ができます。その感じが見慣れたイメージと異なるような気がするのです。不思議なものですね。

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 上の写真は銀河工房の下から細い枝道に入って撮ってきたものです。また銀河工房まで戻り、上の道を先に進んでみました。途中不思議な石像と萬聴聞耳地蔵尊(よろずききみみじぞうそん)を発見しました。どちらも最近作られたもののようです。山の中にこんなものがあること自体不似合で、不自然な感じがします。そこだけ異様な雰囲気が漂うスポットになっています。誰か個人が作ったものでしょうか。たまに通ると不思議なものと出会えます。
 ついでにもう1枚珍しい写真を。最初は2匹の毛虫が向かい合わせに枝にとまっていると思いました。後でパソコンで見て、これはひょっとしたら脱皮した後かもしれないと思いました。右側の茶色いほうが脱皮した後の皮ではないでしょうか。いずれにしても面白い発見でした。

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 銀河工房沿いの道はどんどん山道に入ってしまうので、適当なところで引き返しました。車を停めて、茶房「パニ」に入って一休み。1枚目は駐車場から撮った山の景色。野倉は本当に山がきれいです。

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 次の3枚は「パニ」に上がってゆく道端で撮ったもの。花の事典で調べたところでは、黄色い花はプリムラ、3枚目の白い花はオーニソガラムと思われます。とりわけオーニソガラムはきりっとしてきれいですね。

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 次の1枚は茶房「パニ」のベランダから撮ったもの。ここからの眺めはいつ見てもいい。

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 次の2枚は「パニ」の近くで撮ったもの。1枚目の石垣には花が見事に垂れさがっています。この辺りは本当に花があふれています。写真は撮れないのですが、各家の庭がまたすごい。野倉は花の町です。2枚目は実に印象的な大木です。「パニ」の側から撮るとどうも背景に女神岳が入ってしまうために、手前の木と背景の山の木の色が重なり、今一つ納得のいく写真が撮れません。そこで同じ木を反対側から撮ったのがこの写真です。いやあ、ずいぶんたくさんの木を撮ってきましたが、これほど存在感のある木はめったにありません。なんといってもあのまん丸の樹形が魅力的です。これほど丸い形の木は珍しいのではないでしょうか。しかも1本だけぽつんと立っているので非常に印象的です。いったい何という木でしょうか。どなたかご教示ください。

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 次の3枚も「パニ」の近くで撮ったもの。こちらは6月24日に撮ったものです。1枚目は道沿いにあるお花畑。民家の庭の一部かもしれません。様々な花が咲き乱れています。大きな紫色のねぎぼうずが一際目を引きます。調べてみると、正式には「アリウム・ギガンチウム」というユリ科の花だそうです。最近時々見かけます。ねぎぼうずのような形がなんともかわいい花です。
 2枚目はなんでもない野倉の風景。地面には花があふれています。山々と花に囲まれた民家。ある意味でぜいたくな環境です。3枚目は野倉から眺めた美ヶ原。リサイズしたものではなく、原寸大の写真から切り抜きました。ここまではっきり見えるのですね。自分でも驚きました。

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 最後の1枚はおまけです。野倉から前山に出て撮ったものです(5月15日撮影)。独鈷山もほんの1カ月前とは違って木々が緑の葉をつけ、まるで分厚いセーターでも着込んだように一回り膨らんで見えます。写真は塩田平を見降ろしたものですが、この眺めもまたいつ見ても素晴らしい。野倉ではないのですが、捨てがたい1枚です。

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