ゴブリンのつれづれ写真日記

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zoom RSS 伊勢山散策

<<   作成日時 : 2009/11/02 14:07   >>

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 「サマーウォーズ」で名前が出てきた伊勢山。主人公たちが上田駅からバスに乗り、降りたバス停が伊勢山でした。上田は今やすっかり「サマーウォーズの里」になってしまった。しかしその前から伊勢山は気になる場所でした。ただ車を停めてゆっくりと町を歩いたことはなかった。車を停めるいい場所がなかなか見つからなかったこともありますが、どこを歩けばいいか分からなかったのが一番の理由です。

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 先日「上田のすてきまっぷー2」という観光パンフレットをたまたま手に入れ、そこに伊勢山の見どころが載っていました。見事に晴れた月曜日(9月7日)、さっそく伊勢山に行ってきたわけです(見逃したところもあるので14日にもう一度行きました)。

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 下の写真に写っている路地の入口が伊勢山散策の出発点でした。そこをまっすぐ進むと大きな庚申塚と二十三夜塔がたっている交差点に出ます。近くに一之瀬家の印象的な土蔵があります。その交差点を右折してまっすぐ陽泰寺まで歩いてみました。途中には、天然酵母パンの店「穀蔵」(名前だけは知っていて、一度行ってみたいと思っていた店です)や塚原家の立派な白壁の塀と建物、そして旧伊勢山集会所などがあります。大した距離ではありませんが、家並みがすてきでした。やっと足を踏み入れることができたディープな伊勢山。

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 と書いておいてちょっと肩透かしのようですが、メインの伊勢山散策の前に一か所立ち寄った所があります。前から気になっていた「橋」を撮りに行ったのです。144号線の伊勢山のバス停があるあたり、真田から上田方面に向かって左側に何か小さな橋のようなものがちらっと見える。橋フェチのゴブリンとしてはその橋がずっと気にかかっていました。144号線のあのあたりは車を停める場所がないので未確認のままだったのです。

 伊勢山のバス停の写真を撮った後さっそく行ってみました。行ってみてびっくり。確かに橋なのですが、川にかけられたものではなかったのです。下は道でした。しかも横にトンネルがあり、その中が倉庫のように改造されているのです。

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 はてさて、元は何のトンネルだったのだろう?ある方からの指摘で判明したのですが、廃線になった真田傍陽線のトンネルだったそうです。8年前に真田傍陽線を取材したテレビ番組があり、その中であるご夫妻が上田交通からトンネルを借りてブナ、シメジの栽培をしていることが紹介されていたそうです。そうか真田傍陽線のトンネルだったか。その可能性もさっと頭をかすめましたが、真田傍陽線の軌道は144号線と重なっていると思い込んでいたのですぐ忘れてしまいました。

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 もう一つ面白いのは、橋と並行して水路が走っていることです。空中の水路。一種の水道橋ですね。空中の水路とトンネル倉庫。これは何たる奇観!橋を撮るだけのつもりがとんでもないものを発見してしまいました。気になったら歩いてみるものですね!

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さあ、いよいよ伊勢山のメインロード散策に出発です。出発点は月待塔(二十三夜塔)、馬頭観音、道祖神そして巨大な庚申塔が並んでいる変則五叉路の角です。写真の右側に写っている土蔵は一之瀬家のもので、横町の風景を代表するものだそうです。二十三夜塔の足元の石に「上田のすてき景観賞」のプレートが貼ってあります。「横町・縦町の景観」が授賞対象となっていますので、特にこの石碑が並んでいる場所だけが賞をもらったわけではないようです。

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 そこから道に沿って北に向かいます。歩きだしてすぐ左手に見えてくるのが土壁の建物。実に印象的です。この通りには漆喰の白壁の家が多いのですが、茶色の土壁も二軒並んでいるだけにインパクト大です。

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 その先は次の写真のような景観になります。やはり白壁の建物が多い。道の両側にはきれいな水路が流れています。右側の手前の方に「穀蔵」と書かれた横長の木の看板が見えます。ここは有名なパン屋さんです。

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 「穀蔵」という名前は前から聞いていたのですが、場所がはっきり分からなくてそれまで行ったことがありませんでした。7日に行った時には中に入らなかったのですが、14日にもう一度伊勢山に行き、今度は店の中に入ってパンを買ってきました。

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 入口の木の看板が粋ですね。二階建てのかなり大きな建物ですが、お店の部分は案外狭いのです。「おや、こんなに狭いのか」と入口から入ってちょっとびっくりしました。建物の大部分は住居になっているようです。

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 パンを売っている部分はそれこそ3畳くらいのスペースです。ただ入口から入って右側に座敷があり、そこにテーブルを置いて喫茶ルームにしているようです。ただ、今の時期はもう終了しているとお店の方は言っていました。ゴマパンとレーズンパン、ガーリックラスクを買ってきました。以前はずいぶんと固いパンを作っていたようですが、今は少し柔らかいパンになっているようです。どれもおいしかったですよ。

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 僕自身はあまりパンを買わないのですが、ここは伊勢山散策を兼ねてぜひ行ってみることをお勧めします。ただし、早めに行かないとあまりパンが残っていないので、早い時間に行った方がいいと思います。

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 さて、「穀蔵」を出てさらにメインロードの坂を上がってゆきます。その先も白壁の堂々とした家々が建ち並んでいます。塚原家の建物はまさにお屋敷です。立派な瓦が載っていました。

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  さらに登ってゆくと右手に細い路地がありますが、その路地の角にあるのが旧伊勢山集会所です。まるでお城のような高い石垣の上に立っています(路地に入って横から見るとよく分ります)。相当古びてはいますが、歴史を感じさせる佇まいではあります。現在は伊勢山公民館としてつかわれているようです。

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 伊勢山のメインロードの奥に陽泰寺があります。道はまだ先までありますが、町並みはほぼここで終わっています。

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 陽泰寺は立派なお寺でした。正面に立つと立派な門が見えます。門の手前右側に聖観世音菩薩が立っています。石ではなく青銅製です。

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 門をくぐって石段を登ってゆくと、右手に6体のお地蔵さんが並んでいます。階段の上にはまた別の門があります。

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 階段上の門もなかなか立派です。大きな門が二つもあるお寺は上田周辺では珍しいですね。かなり格式の高いお寺なのかもしれません。

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 階段を上がりきると、左右そして正面に大きな建物があります。結構大きなお寺です。境内に説明書きのようなものがないのでインターネットで調べてみました。「寺の宝」というサイトがあり、その中に陽泰寺のページもありました。次のような説明があります。

 上田市の東部、砥石城のふもとに建つ陽泰寺の起源は古く、白鳳十一年(六八三)高僧泰澄が庵を結んだのが創立の基。明応五年(一四九六)曹洞宗となり、現在の陽泰寺が創建された。
 約五百十年を経た開山堂・本堂と庫院(くいん)の一部が檀家の厚い信仰心によって平成八年に完全復元修理、続いて庫院の大部分と管理棟、位牌堂、坐禅堂も新築された。
http://www.asama.ne.jp/t_journal/tera/070228.htm

  この説明から推察するに左側にあるのが庫院(下の1枚目の写真)、正面にあるのが開山堂・本堂(2枚目の写真)、右側にある大きな建物が管理棟と思われます(3枚目の写真)。少し離れた所にもう一つ別の建物を見つけました(4枚目の写真)。新築ではないので位牌堂や坐禅堂ではなさそうです。するとこれは何だろう?位牌堂や坐禅堂はどこにあったのだろう?まあ、とにかく立派なお寺でした。伊勢山を訪れたらぜひ陽泰寺にも行ってみることをすすめます。

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 陽泰寺を見た後、また元の道を引き返しました。ずっと道を下り、出発点の大きな庚申塚があった所に戻る。そこからまだ通っていない細い路地に入り込んでみました。道を進んでゆくと上野の信号の所に出ます。何年か前にできた新しい信号で、そこから新しい道が伸びています。信号の手前にあるのが伊勢山簡易郵便局です。小さな郵便局で、建物自体が実に可愛らしい。正面から見るとそれほどでもないですが、横から見ると本当に狭い。ほとんど奥行きがありません。

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 信号を渡り、伊勢山のバス停(上田駅方面)がある峠のてっぺんまで上がると小さな川の中に道祖神が立っているのを発見しました。川の横は何度も車で通っていたのですが、そこに道祖神があったことには歩いてみて初めて気がつきました。しかし川の中の道祖神とはこれまた珍しい。もっとも道祖神は最初川端にあったのかもしれません。道祖神のすぐ横に後から水門を設け、もう1本の水路を引いたようにも見えます。それで川の中ほどに道祖神が立っているように見えるのかもしれません。しずれにしても、やはり車を降りて歩いてみるものですね。

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 3枚目はその峠から烏帽子岳の方角を眺めた写真です。こんなに鉄塔が多いのか。ゆっくりと眺めてみて、そんなことにも初めて気がつきました。

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 最後に14日にもう一度行った時に撮った写真をまとめて載せておきましょう。まずは砥石建成神社と旧愛日学校。前者は特に特徴のない普通の神社でした。後者も今は民家なので道路から遠慮がちに撮っただけです。

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 次は砥石城跡です。今は跡地しか残っていませんが、砥石城は山城としては規模が大きい上に本城は居住性を備えた居城としても用いられたと説明板に書かれています。

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 最後の3枚は歩いていて目についた民家です。やはりこの辺は土壁の建物が多い。2枚目の建物は窓の形が独特です。伊勢山を歩いていると、同じような形のプレハブ住宅が並ぶ新興住宅地とは違う町並みに出会えます。

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