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日曜日、晴天。当てもなくドライブにでる。あちこち走り回って結局手塚の舌喰池の横に車を停める。独鈷山があまりに美しかったので写真を撮った。そこから独鈷温泉の方に少し進んで右に曲がった。このあたりに皇子塚古墳と不動池があるので、そこを撮りたかったのだが、車を停めるところがないのでどんどん上にあがってしまった。とうとう車1台が通れるほどの細い道をどんどん進むことになってしまった。どこかでUターンしようと思っていたがそういう場所がなかった。道には積もった雪が氷になっている。スピードを落とし慎重に進む。 初めて通る山道で、どこに出るのかも分からない。木々の間から独鈷山が見えるので、何となく野倉のほうに向っている気がする。不安になりながらも進んで行くと、突然視界が開けて素晴らしい光景が目に飛び込んできた。薄暗い山の中を走っていたせいか、急に明るいところに出たのでまるで別世界に迷い込んだような感覚を覚えた。車を停めて写真を撮る。不思議な場所だった。低灌木を一定の間隔で植えてあるので整備してある感じだが、公園の様ではない。しかしなんとも美しい場所だった。 道の先のほうには何軒か家が見えたので、不安もだいぶ薄らいだ。車に戻り先に進む。周りに山しかない山の中に小さな集落があった。登りきったところに車を停めた。すぐ横に道祖神らしき石碑がある。上から見下ろすと20軒ばかりの小さな集落だ。桃源郷というほどではないが、隠れ里を見つけたような感じがした。少し歩き回って何枚か写真を撮る。どこも古い家だが、独特の風趣がある。自然の中に溶け込むようにして佇む小さな集落。下手な観光地よりも素晴らしい景色だった。 もう引き返すのはやめて先に進んだ。この道がどこに出るのか確かめたい。またしばらくは家1軒ない山道が続くが、不安になる間もなく広い通りに出た。どこに出たのかすぐに分かった。野倉の赤地蔵のすぐ上である。茶房「パニ」下の駐車場に車を停める。このあたりのめぼしい所は大体写真に撮ってあるが、せっかく来たので何枚か写真を撮った。ここから見る独鈷山もきれいだ。雪が融け残っているので山全体が白く輝いて見える。これほど独鈷山が美しく見えるのは珍しい。 赤地蔵横の案内図によるとあの集落は穴平(あなだいら)というようだ。穴平道祖神の名前が出ているので、先ほど写真を撮ったのがどうやらこれだったようだ。先ほどの道を引き返すのはやめて(凍結した細い下り道を走りたくはない)、独鈷温泉の方へ降りていった。そこからまた出発点に戻った。日が山の端にかかっている。もうすぐ暗くなりそうだ。今度は下のほうに駐車スペースを見つけたので、車を置いて歩いていった。少し上のほうに不動池がある。池の奥にお堂のようなものが見える。池の右側には大きな木が1本だけ周りから飛び出すように生えている。また池の左側にお椀を伏せたような丸い丘がある。多分これが皇子塚古墳だろう。この大きな木と池と丸い丘を撮りたかった。丁度山の陰になる所なのでどうしても写真が暗くなってしまうが仕方がない。お堂のようなものはだいぶ傷んでいた。壁に一部穴があいている。一体何のお堂だろう。裏に回ってみると「金刀比羅宮跡」と書かれた記念碑が建っている。どうやら金刀比羅宮にゆかりのあるお堂らしい。薄暗い池のほとりにひっそりと立っている古ぼけた建物には不思議な存在感があった。 次にお椀を伏せたような丘に登ってみた。長方形の石碑と夫婦道祖神が建っていた。赤地蔵の近くにある有名な夫婦道祖神と似ているが少し図案が違う。しかしこんなところにも夫婦道祖神があるところを見ると、手塚と野倉はどうやら関係が深いようだ。同じ山の裏と表に位置する関係になっているようだ。面白い発見だった。しかしどうも古墳ではなさそうだ。はて、ではどこにあるのか。 もっと上のほうだろうと見当を着けて、一旦車のところまで戻り道を上った。工事しているところを抜けると左側に入る道がある。そこを通ってゆくと先ほどの1本だけ目立つ大きな木が見えてきた。その木下が土饅頭のように丸く盛り上がっている。その横に説明版が立っている。何とこちらが皇子塚古墳だった。塚の裏に回ってみると大きな穴が開いていた。なるほど古墳だ。穴の中には何もない。大きさとしては「いにしえの丘公園」にある古墳と同じくらいか。近くにもう一つ似た字の「王子塚古墳」もある。これはまた日を改めて行ってみよう。 |
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ありんこくん 2008/03/14 21:49 |
ありんこくんさん いつもコメントありがとうございます。 |
ゴブリン 2008/03/17 13:25 |
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